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唐招提寺1200年の謎 [TV・ドラマ]

1200年前、中国から招かれた鑑真和上が開いた唐招提寺。
この世界遺産は10年にわたる大改修を終え、来る11月に完成披露を迎えるそうです。
恐らく、唐招提寺の正面からの建物外観と、鑑真の像を見て、答えられない人は少数でしょう(笑)
物忘れで「あ~アレ、アレ・・・」はあったとしても(笑)それくらい日本では有名ですよね。
高校の時の修学旅行で行ったようなぁ~?大学時代の一人旅で行ったかなぁ~?
大改修後、また行ってみたいですね。
→ 唐招提寺2010年プロジェクト

今回JNN50周年記念として、この鑑真和上の志を継ぎ、動乱の天平期に寺を完成すべく苦闘した人々の姿を描いたドラマが放送されました。と同時に10年がかりの大改修に完全密着し、次々と明らかになった発見をドキュメンタリーで紹介する容でした。
唐招提寺建立時に使用された材木から、伐採年代を測定してみると、今まで予想されていた年より後で、781年だったのだそうです。丁度、桓武天皇即位の年なのだそうです。
科学の力を使って、また新たな発見がされるのでしょうね。楽しみです。

さてドラマでは、フィクション部分もありましたが、面白かったです。
朝廷に招聘され、12年にわたる苦難の旅の末、ようやく日本に到着した中国僧・如宝(中村獅童)たちとその師・鑑真(中村嘉葎雄)。だが、当時の日本が求めていたのは「仏の加護で国を繁栄させる」という国家のための仏教。「広く民衆に仏の道を伝えたい」という彼らの思いは満たされず、自らの力で唐招提寺を開くこととなる。当時、新たな政治システム作りの途中であった日本。クーデターが相次ぎ、不安定な政情に鑑真も如宝も翻弄される。そんな中、師・鑑真が死去。いまだ金堂もなく寺として完成していない唐招提寺の未来は、如宝に託されることとなり……動乱と愛憎渦巻く天平時代、如宝と仲間たちは疾走し始めた。
如宝と共に、このドラマの中心となるのは、藤原刷雄(山本耕史)。当時の政治の実権を握っていた藤原仲麻呂の息子です。もう一人は、和気清麻呂(永井大)。いい役者さん揃えていましたねぇ~。
ただ、道教役の魔裟斗さんだけちょっと・・・と、思ったのは、私だけ?
和気清麻呂の名前が、無意識の内に私の中にインプットされていたのには驚きました。
昔教科書で読んだ「穢麻呂(きたなまろ)」への改名が、強烈な印象として残っていたのです(笑)
如宝については、記憶に全く残っていませんでした(^^;<ゴメンナサイ

詳細はドラマのHPをご覧ください。

学生時代、どちらかと言うと世界史が得意だった私。
日本史はもう一度、じっくり読み返して勉強してみたいですね。
そういえば、藤原不比等~の年代史が描かれた長岡良子さんの漫画、「古代幻想ロマンシリーズ」好きだったなぁ~。
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