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今日は「端午の節句」&「こどもの日」 [季節の行事]

12266.jpg本日5月5日は五節句の一つ「端午の節句」です。
古来中国では女性を労わる「菖蒲の節句(女人の節句)」であったのが日本に伝わり、鎌倉時代頃に「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、また、菖蒲の葉の形が剣を連想させることなどから男の子の節句へと変化していったようです。
また端午の日には柏餅を食べる風習は日本独自のもの。柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていったそうです。
粽は中国から伝わりました。
この粽、謂れは約2300年前の中国戦国時代まで遡ります。
当時の中国では、韓・趙・魏・楚・燕・斉・秦の7国が戦国七雄と呼ばれ頭角を現していました。その中の「楚」の国王側近に、屈原(くつげん)という政治家がいました。
彼は失脚し国を追われ失意のうちに川で入水自殺を図ります。彼の死を悼んだ楚の国民達は、小舟で川に行き太鼓を打ってその音で魚を脅し、更に粽を投げて屈原の死体を魚が食べないようにしたと言われています。
この事から彼の命日5月5日に粽を食べるようになったとか。
時を経て、病気や災厄を除ける大切な宮中行事、端午の節句となったと言われています。三国志の時代に端午の節句は、魏の国により旧暦五月五日に定められ、やがて日本にも伝わったと言われています。
昨日のTVでは、この頃の中国史を「キングダム」で覚えた!と言う東大生の話を放送していましたが、私は中国時代劇「ミーユエ 王朝を照らす月」で理解しましたよ(笑)
もちろん学生時代はバッチリ記憶していましたが、何十年も経つとうろ覚えになってしまって~(^^;
「ミーユエ」見て、そうそう!!と記憶が甦りましたものっ(笑)
因みにドラマの主人公ミーユエは楚の出身で、後に秦の宣太后と呼ばれ始皇帝の高祖母にあたります。現在BS11にて放送中!
中国時代劇は、衣装や建物が素晴らしくてはまるわぁ~( ´艸`)
ストーリーはフィクションもあるので鵜呑みにしてはいけないけれど(笑)

そして今日は「こどもの日」でもあります。
祝日「こどもの日」と制定されたのは、1948年のこと。『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する』ことが趣旨なのだそうです。
それ以前から祝われてきた端午の節句の影響か「男の子のお祭り」と思いがちですね。『母に感謝する』の一文は知りませんでした。
昨年からのコロナ禍で、外出もままならないお子様達はお気の毒です。
来年こそは、青空の元思いっきり遊べるとよいですね。
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