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ファブリス・ジロット氏のセミナー [サロン・デュ・ショコラ2009]

2009.1.21 17:00~  「ファブリス・ジロット氏 セミナー」

伊勢丹で開催されているサロン・デュ・ショコラのセミナーに参加しました。
セミナーは、アイ・カード会員限定で申し込みを受け付け、抽選になります。
今日参加したのは、ファブリス・ジロットさんです。
3回目の来日だそうですが、私は初めての参加でした。なので、とっても楽しみでした。
だって、ファブリス・ジロットさんの謳い文句が、「ショコラ界の重鎮」なんですもの!

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今回、デモンストレーションはなく、サロン・デュ・ショコラの企画を担当されているフランソワ・ジャンデ氏とシルヴィー・トゥース嬢の二人をゲストに向かえ、ショコラのトレンドや動向などを交えてお話下さいました。
ここ近年は、カカオの原産地や品種などを重点に置いて作るショコラティエが増えているそうです。
丁度、ワインのメーカーが品種や畑を大切にしているように、ショコラティエもカカオの品種や原産地に気を使っているそうです。私にはまだ、原産地による味の違いは分かりませんが、フルゥーティーだったり、スパイシーだったり違うのだそうです(@@;)
お三方による、とっても興味深いお話が聞けて楽しかったです。

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本日の試食は、3品でした。
左:セザム
ジロット氏は、パン・オ・セザム(胡麻のパン)がお好きだそうで、このショコラをイメージなさったそうです。
二層になっていて、下は胡麻のガナッシュ。ザラザラ感がありクリスティアンな胡麻の食感でした。
上は、蕩ける様な、アーモンドプラリネのガナッシュでした。
私も胡麻は大好きなので、と~っても美味しく頂きました♪
中央:コンプレクスィテ(複雑さ)
今回の新作で、作るのがとっても難しかった作品だそうです。
真ん中にフレーズ(苺)をコンフィにしたジュレが2mm幅あり、それをバルサミコ酢のガナッシュで挟んでいるのだそうです。このバルサミコ酢は、モデナの12年ものだそうです!たしか一瓶100mlで1万円以上しますよね(^^;
いつか購入してみたいと思いつつ、いまだHPを眺めるだけです。→ ベリッシモ・バルサミコ酢
少々話が逸れましたが・・・(^^;
最初にほのかな酸味、次に苺の香り、そして最後にショコラの香りがするように計算されたのだそうです。またバルサミコ酢の酸味で、一層ショコラの香りが引き立つのだそうです!
う~ん、複雑な事は分からないけど(笑)美味しかったです。
私酸味系は苦手なんですが、この酸味は大丈夫でした。むしろ美味しい♪
やはり巨匠!組み合わせの妙ですね(^^)
右:ソントゥール
来日した時にインスピレーションを受けたピンクと白をイメージし、且つ日本人は花が好きなので・・・という事で中心はフランボワーズのジュレ、バラのガナッシュでサンドしているのだそうです。
とっても上品なバラの香りでした。花だけだと香りが強すぎるので、フルーツと合わせてバランスを取っているのだそうです。あ~も~どれも美味しかったです♪

今日はバタバタしていて、ジロットさんのボンボンショコラは購入できませんでしたが、サロショコへはまだまだ行くので(笑)ぜひ購入して楽しみたいと思います。
貴重なお話をありがとうございました。

そうそう、去年はお土産が付いていたのですが、今回はありませんでした。
経費削減なのかしら?ちょっと残念でした・・・
昨年は、会費1000円より高いお土産もありましたからね~(^^;
本来お土産がなくても、お話を聞けるだけでも十分幸せなんですけど(笑)つい欲がでちゃった(^^;
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