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如水庵の“霜月”のお菓子 [如水庵]

大丸福岡天神店の如水庵で、11月「霜月」の上生菓子を購入しました。
今月も干菓子を予約購入しました~(*´∀`)Ъ
▼紅葉
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晩秋の頃、木々の葉が紅く染まり、その鮮やかさは人々の目を楽しませてくれます。
◎煉切製 中は、小豆粒あん
このモチーフは、他店では色々見ましたが、如水庵では初めてかもしれません?
葉の紅の鮮やかさは一番かしら?粒餡もとても美味しかったです。
▼いてふ
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黄金色の葉が風に舞い落ちる様は、日本特有の並木風景といえます。
◎外郎製 中は、味噌あん
「いてふ」とは、「いちょう」の昔の言い方ですね?
「ちょうちょう」の事を「てふてふ」と言っていましたものね(笑)
この銀杏のモチーフは、他店でも見掛けます。ですがちょっとずつ違いますね。
各店の、又は職人さんの個性が出ていると思います(*´∀`)
中の味噌餡が、とても美味しかったです。
▼山粧う
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山の木々が紅く色づき変化していく様は、まるで山が衣を替えるかのようです。
◎きんとん製 中は、小豆粒あん
「山粧う」の銘は、他店でもこの時期目にします。
其々個性ある表現で、見ていて楽しいです。
大好きな「きんとん」ですから、目と舌で楽しませて頂きました。
▼織部饅頭
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千利休が確立し、さらに古田織部の茶の美学がいかんなく発揮されているのが織部焼です。
◎薯蕷饅頭 中は、小豆こし餡
この織部の緑の彩色が、とても濃くて美しいのです。
実家にあった織部の器を思い出しました。
食べるのがちょっと惜しい、薯蕷饅頭でした。とても美味しかったです。
▼木守り
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今年も豊かに実をつけてくれたことへの感謝と、来年もそうであるようにとの祈りを込めて実を一つだけ残しておく習わしがあります。
◎求肥製 中は、柿あん
「木守り」という風習は、今回初めて知りました。
そう言えば、木にポツンと残る柿の実を、見た事があるように思います。
小鳥さんの為に残しているのね~と、思っていたのですが!?違ったのですね(^^;
形は可愛いし、柿餡もとても美味しかったです。このヘタは、ちゃんと食べられましたよ。
▼栗鹿の子
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つやつや ころころした栗の実は、晩秋の風物詩です。
◎小豆時雨と小豆かのこ入羊羹の合わせもの(刻み栗入)
「栗鹿の子」と聞くと、普通栗の実がゴロゴロ集まって丸く形作られている物を想像するのですが、これは何層にもなった羊羹仕立てでした。小豆時雨もとても美味しかったです(*´∀`)Ъ
▼菊
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日本の国花である菊はひとひらの繊細さと、まとまりの雅さを兼ね備えています。
◎菊の花-和三盆入打ちもの
◎菊の葉-雲平の羊羹サンド
先月も「菊の花」はありましたね。今月とは色が違います。
また、この菊の葉が、とても手が込んでいるのです。雲平の間に羊羹がサンドされています。
この菊の葉の抜き型も良く出来ているわ~(;´Д`)
▼吹き寄せ
5974.jpg秋の庭を掃くと様々に色づいた落葉をはじめ、銀杏などの木の実が集められます。
◎松笠・銀杏-打ちもの
◎松葉・もみじ・いちょう-雲平製
色取り取りの、秋のアイテムです(笑)
松笠と銀杏が良く出来ているのです。
銀杏は本物と見間違うほど?(笑)
こんな可愛いお菓子を出されたら笑みがこぼれますよね。

今月も素敵なお菓子達でした。来月も楽しみです~(*´∀`)Ъ
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