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両口屋是清の季節の生菓子(11月後半) [両口屋是清]

先日も紹介した、両口屋是清の季節の和菓子。
11月後半(11月16日~30日)のお菓子です。
▼深秋
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◎羊羹製
深山の紅葉は霜にあたって美しさを増す。
羊羹で白小豆こしあんを巻き、氷餅を散らして深まりゆく秋の風情を表すお菓子です。
一見すると味濃そうですが、さほど甘く無かったです。
餡と羊羹のバランスも良く、とても美味しかったです。
チョコンと乗った紅葉が可愛いです(*´∀`)
▼鹿垣
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◎道明寺製
山里では田畑の収穫物を荒らす鹿や猪の侵入を防ぐ為、竹や枝を組んで板垣を設ける。
小豆粒餡を道明寺で包んだお菓子です。
「鹿垣」という物を初めて知りました。「猪垣」は無いのでしょうか?(笑)
焼印ひとつで、色々なバリエーションが出来るから和菓子の世界って奥深いですね。
中の粒餡はとても美味しく、道明寺との相性も良かったです。
▼ころ柿
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◎餅皮製
田舎家の軒下に吊るされた干柿も、この頃になると次第に白い粉を噴いて甘さを増してゆく。
干柿の入った小豆こしあんを羽二重餅で包んで仕上げました。
可愛い干柿です。ちゃ~んと白く粉を噴いているところが細かい(笑)
いつもは粒餡派の私ですが、これについては、こし餡で合っていると思いました(*゚∀゚*)
餡にも干柿が入っていたのですね。すごく美味しかったです。
▼木枯らし
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◎薯蕷製
北風に吹かれ木立の梢からはらはらと舞い落ちる木の葉。
小豆あんを煉り込んだ薯蕷饅頭で冷たい木枯らしの風情を表すお菓子です。
一瞬ハムスタ~?なんて見間違う程(いや、いや^^;)コロンと可愛い薯蕷製の木の葉でした。
ちゃんと虫食い痕の様な丸い窪みも摸されています。<細かい~
この薯蕷は、生地に小豆餡が煉り込まれているらしく、色はほのかに茶色で、味も美味しかったです。大和芋の風味がとても効いていました。
▼散り銀杏
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◎ういろう製
黄葉の中でもっとも鮮やかな彩りになるいちょう。
その落葉ぶりは壮観なもの。小豆粒あんを中心にういろうでたたんで仕上げました。
画像では分かり難いのですが、葉先には細い葉脈が描かれていました。<細かい~
食べるのが惜しくなる様な見事な銀杏の葉でした。
粒餡と外郎のバランスも良く、とても美味しかったです(*´∀`)Ъ

12月の和菓子も楽しみです~ヽ(*´∀`)ノ
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