SSブログ

如水庵の“師走”のお菓子 [如水庵]

大丸福岡天神店の如水庵で、12月「師走」の上生菓子を購入しました。
今月も干菓子を予約購入しました~(*´∀`)Ъ
大丸店の販売員様、いつもお世話になっております。
▼侘助
6227.jpg6228.jpg
花は小ぶりで一重咲き、冬の日本の庭先をイメージさせる花です。
◎煉切製 中は、小豆こし餡
「お見事!」と、しか言えない美しい造型です。絞り方、微妙な色合い、蕊の細工の細かさ…
どれも素晴らしいです。蕊は、先端に麻の実(多分)まで着いて、椿の花粉感を出しています。
もちろん味も美味しかったです(*´∀`)
▼冬至
6229.jpg6230.jpg
冬至には、南瓜や粥を食べ体温まる柚子湯に入り、冬の寒さに備えます。
◎薯蕷饅頭 中は、柚子入小豆こし餡
ことしの冬至は、12月22日ですね。
薯蕷饅頭製ですが、柚子の表面のボコボコ感が上手く表現されていると思います。
もちろん柚子の風味もしますし、美味しいお饅頭でした。
▼冬の山
6231.jpg遠山に、雪が舞い積もった風景を表現しました。
◎小豆煉切製 中は、小豆つぶ餡
見た目は、ちょっと地味ですが(笑)
と~~っても美味しかったです(*´∀`)Ъ
味、食感、どれをとっても私好みでした。
また買いに行きたいですね~。
美味しさは、見た目だけではなく、食べてみないと分かりませんね(笑)
▼末もみじ
6232.jpg6233.jpg
初冬に残るもみじの風情を表しました。
◎きんとん製 中は、白小豆つぶ餡
「末もみじ」こういう言葉もあるのですね・・・
色も少し淡くなり、紅葉の儚さが感じられます。
そして、この中の白小豆つぶ餡が、とても美味しかったのです。きんとんは、小豆つぶ餡が多いように思うのですが、それとはまた違った味わいで美味しかったです(*´∀`)Ъ
▼寒牡丹
6234.jpg6235.jpg
わらの霜囲いの中で、まさに今、開かんとする姿を表しました。
◎煉切製 中は、小豆こし餡
え~牡丹?と、思いますが『まさに今、開かんとする姿』という解説に納得です。
寒牡丹の時期には、まだ早いですからね。そうすると、いずれは大輪の花を模した寒牡丹も発売されるのでしょうか?期待が膨らみます(笑)
そういえば、以前紹介した和菓子のお稽古で作った「寒牡丹」も、このような形でした。
この蕾は王道なのかしら?
▼冬籠
6236.jpg自然界の動植物は、冬の間、春の到来をじっと待ちます。
◎時雨餡と小豆かのこ入羊羹の合せもの
何が冬籠なのか、分かりませんでした(^^;
時雨餡が黄色なので、春を連想してしまいました。
これが白だと地面に降り積もった雪かな~?と、思うのですが?いやはや和菓子の世界は奥深いです(^^;
でも味は美味しかったです。とても手が込んでいて贅沢な一品でした(*´∀`)Ъ
▼雪の朝
6238.jpg大地に降り積もった雪が朝の光を浴びてきらきらと輝きます。
◎雪輪-寒氷製
◎初雪-求肥製 中は、手亡こし餡
「雪輪」は、寒氷製です。いつか作ってみたいです。
「初雪」は、この黄色のポヨポヨは何だ~?と、思いました(笑)散らした氷餅が初雪を表しているのですね。一口でパクッと食べられる大きさですが、中にはちゃんと餡まで入り、食べ応えのあるお餅です。
▼木枯し
6237.jpg木枯しが吹き始めると、あたりの風景も急に冬らしくなってきます。
◎雪-薄種味噌あんサンド
◎落葉-すはま製
「雪」は、お茶を習っていた頃は、よくこの味噌餡サンドの薄物が、お茶菓子に出ていました。懐かしいな~(;´Д`)
「落葉」は、一見すると硬そうですが、すはま製で柔らかい食感です。どちらもよく考えられているな~と思いました。

今月も素敵なお菓子達でした。来月(来年)も楽しみです~(*´∀`)Ъ
その前に、クリスマス仕様の生菓子が出るみたいですね。
購入出来たら、またご紹介させて頂きます。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0