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インモータルズ~神々の戦い~ [映画]

久しぶりにDVDを購入しました。今回ご紹介するのは、『300(スリーハンドレッド)』スタッフが放つ、空前絶後の映像革命!“光”と“闇”の戦いを描く衝撃のスペクタクル・バトル・アクション!と、銘打って宣伝していた「インモータルズ~神々の戦い~」です。
番宣を見て、すぐにもDVDを購入したかったのですが、口コミ評を見るといまひとつ・・・
なので、廉価版が出るのを待って購入してみました(^^;
8728.jpg人間が誕生する遥か昔、“光”と“闇”の神々の戦争が勃発、戦いは光の神が勝利し、闇の神は奈落の奥底へ封印された・・・。時は流れ、古代ギリシャの時代。イラクリオン国王ハイペリオンが世界征服を成し遂げるべくギリシャの村々を破壊。そして光の神が造った武器の一つであり、闇の神である(タイタン族)を開放するための重要な鍵“エピロスの弓”を捜し求める。ハイペエリオンの野望を阻止すべく、光の神の頂点に立つゼウスが選び出したのは、自らが鍛え上げた人間、テセウスだった。真の勇者の資質を持つテセウスは、光の神(オリンポスの神々)の助力を得て、ハイペリオンの強大な軍隊に立ち向かう。

主人公は、ギリシャ神話にも登場するテセウス。名前は知らなくても、クレタ島の迷宮で牛頭の怪獣ミノタウロスと戦った・・・と言えば、ピンとくる方もいらっしゃるのでは?しかしストーリーは全く違っているので、別にギリシャ神話を知らなくても話が分かる内容になっています。むしろ知っていると何だかガッカリ感が・・・(;´Д`)
神々では、ゼウス、アテナ、ポセイドン、アレスetc…多分誰もが名前くらいは知っているだろう神々が登場します。・・・ちょびっとだけ(笑)これは“神々の戦い”ではなかったのか?!
ギリシゃ神話大好きなので、とっても期待していました。
監督は、以前紹介した事がある「落下の王国」のターセム・シン監督+衣装は石岡瑛子さんだったので、映像美も期待していました。おまけに「300(スリーハンドレッド)」のスタッフが作るアクションシーン・・・期待しない訳がありません(笑)
でも・・・ストーリーが~あぁ~(;´Д`)
映像は綺麗、神様の戦闘シーンはカッコイイ・・・だけど拷問、殺戮シーン多数あります。体は真っ二つ、血飛沫は半端なく飛び散ります(^^;
史実にある拷問(処刑)装置の「ファラリスの雄牛」なんてのも出てきますし、結構グロいです。
ですが・・・あまりリアリティ感が無いので、私はあまり残酷には受け取れませんでした。
他にも小ネタが色々散りばめられていたのかもしれません(^^;
しかし、需要なキーアイテムのエピュロスの弓が、ぞんざいな扱いになってるし、ギリシャ神話のミノタウロスとテセウスのエピソードなのに、そのミノタウロス役は半獣半人ではなく、牛の被り物を被った巨漢の男ってだけだし・・・なんか中途半端~(^^;
敵役のハイペリオン王が、なんでピザーラのCMに出てくるような被り物(カニバサミ)を被っているのかは、DVDの特典映像を見ないと理解できなかったし・・・私てっきりテセウスはハイペリオン王の子供かと、勝手に思っちゃいました(;´Д`)
そして最大の謎は、『神様は死ぬようになったのね』です(笑)
ギリシャの神様は不死だから「IMMORTAL」の名が付いているのではないの?相手がタイタン族だから?神族同士の戦いでは死ぬのなら、遥か昔の戦いの時に生き残ったタイタン族を山に閉じ込めずに、皆殺しにしておけばよかったのに・・・殺せない訳があったから幽閉しておいたんじゃないの?と、突っ込みたくなりました(笑)これからタイタン族と戦うかも!?って時に、ゼウスは自ら息子のアレスを見せしめに殺しちゃうしΣ(=゚ω゚=;) マジ!
あっ!アテナが裸体で登場、テセウスとパイドラのベッドシーンは必要だったのでしょうか?お約束(笑)ま~ラストへつなげる為に、息子アカマス誕生は必須ですが。

結構辛口にグダグダ文句を書きましたが、ラストは気に入っています。
ただ、先刻のタイタン族との戦いで、主要な神様達(アレス、ポセイドン、ヘラクレス、アポロン、アテナ?他?)が亡くなっているので、戦力不足を補う為にアカマスをスカウトなのでしょうか?(笑)
最後になりますが、ハイペリオン王のミッキー・ローク(猫パ~ンチ)と、老ゼウス役のジョン・ハートは適役でしたね、さすがです。
そして・・・懺悔です。私、ず~~と若いゼウス役はオーランド・ブルームだと思っていました。
ルーク・エヴァンズだったのですね~(^^;<最近、顔認識もボケてきました・・・
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