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精進料理(2) [お稽古・料理]

*ブログを始める前の、過去のレッスンをまとめています。
今回ご紹介するのは、鶴見大学の生涯学習セミナーで催された「精進料理」です。
2005年6月23日の第3回目のレッスンです。

◆六月のお品書き
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【平椀】生麩、冬瓜、絹さや
【膳皿】茗荷寿司、石川小芋、サクランボ
【中皿】木の茸 梅肉和合
【小皿】新生姜 甘煮
【坪椀】麩万十(よもぎ)
【猪口】アボカド、トマト 醤油和合
【香皿】二品
【汁椀】若布、豆腐、茗荷
【親椀】枝豆ご飯(くちなし)

今月のメインは、生麩です。強力粉を捏ねた後、水で洗ってグルテンのみを取り出します。
それをお湯で40分程茹でた後、出汁で煮るのです。かなり手間が掛かりました!
出汁で煮た生麩を油で揚げると、京都の大徳寺生麩になるのだそうです。
また今回は、水で洗ったグルテンに餅粉と蓬を混ぜて生麩万十を作りました。
中には漉し餡、粒餡が其々入っています。この生地を蒸し上げると、市販の生麩になるそうです。
実際作ってみると、手間の掛かる事・・・お値段の高さに納得です。
冷凍保存もできるそうなので、作る時はまとめて作ろう・・・と、思ったのですが、作ってみると、強力粉1kgを捏ねても洗うと、約300gのグルテンしか出来ません。
ホームベーカリーでは、300~350gが限界。という事は、3回繰り返さないといけないのです。
なので、冷凍保存するまでもなく、作ったら即食べ切りました(笑)
でも、味、食感、ものすご~~く美味しかったです。洗うのは大変でしたけど(´;ω;`)<フユハムリ
茗荷寿司は、茗荷を1枚1枚丁寧に剥き、甘酢に漬けて色を出します。
剥いた残りは刻んで、お吸い物の具にします。
茗荷の形に合わせて、酢飯を握って形を整えます。
これは見栄えも良く、我が家でも好評でしたヽ(*´∀`)ノ
茸梅肉和えは、茸をサッと茹でて、梅肉に和えた簡単な物です。でも赤の彩が綺麗でした。
分かり辛いのですが、香の物の手前、緑色の物は、キュウリではなくメロンを間引いた物ですす。
メロンもウリ科ですからね(笑)お味は、正にウリ。美味しかったです。
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