宇宙ヨット「イカロス」の写真公開

先日、宇宙ヨットIKAROS（イカロス）のセイル展開が成功した事を紹介しました。
それから数日、「イカロス」は、順調に金星への旅を続けています。
（実際は、今のところ太陽から遠ざかっているのですが・・・）
今回、そのイカロスに搭載されていた小型カメラを分離し、イカロス本体を撮影した画像がJAXSから公開されました。→ その画像はこちらから。（アニメーションは秀逸です）
対角線で約２０ｍもの大きさの帆を張ったイカロスの姿を、離れながら何枚も撮影したものです。

世界で初めて深宇宙でのソーラーセイル全景の撮像に成功したのですが、深宇宙でこのように小さなカメラを本体から分離させ、探査機自身の写真を撮像したのも初めての快挙になるそうです。
用意周到、芸が細かい（笑）でもそのお陰で、私達は、宇宙を物凄いスピートで飛翔している物体を見る事が出来たのですよね。
このカメラは、直径５．５ｃｍ、高さ５ｃｍと小さいのですが、遠く離れた所からでも電波を送る事が出来るのだそうです。ただ、電池しか積んでいないので、分離カメラ実験は、１５分程度で終了しました。そして本体から離れたカメラは、おそらく世界最小の人工惑星として太陽の周りを飛び続けることになるそうです。なんか、ちょっと可哀想～(´・ω・`)
いつの日か・・・この小さな人口惑星が、別の探査衛星にぶつかったりしないかしら？

先日の「はやぶさ」の快挙に続き、「イカロス」の実験も着々と進んでいます。
サッカー日本代表も初戦勝ったし（笑）、最近「日本」頑張ってるぞ～ヽ(*´∀｀)ノ