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如水庵の“文月のお菓子” [如水庵]

大丸福岡天神店の如水庵で、「文月」の上生菓子を購入しました。
先日紹介した「七夕菓 “願い事”」も風情がありましたが、文月の生菓子も、とっても素敵でした。
▼常夏
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撫子の異名で、花は淡いピンク色が多く、春から秋にかけて長く咲く事から、こう呼ばれることになりました。
◎薯蕷煉切製 中は、小豆こしあん
私は「常夏」と聞くと、何故か?源氏物語の夕顔の君を思い出してしまいます。
先日紹介した「富貴」の“石竹”に似ています。
石竹は同じナデシコ科なので、似ていますものね。
漉し餡を薯蕷煉切で包んだ、シットリとしたお菓子でした。私にはちょっと甘いかな?
花弁の筋まで綺麗に再現されていて、美し~く可憐ですヽ(*´∀`)ノ
▼夏木立
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青葉、若葉を繁らせ、生気盛んな夏の樹々を表現しました。
◎薯蕷きんとん製 中は、小豆粒あん
きんとんの上に露が散りばめられています。
粒餡も美味しく頂戴いたしました。
▼水牡丹
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花の王と言われ、深見草・富貴草の別名もあります。今まさに開かんとする蕾をみずみずしく表現しました。
◎葛羹の茶巾絞り 中は、煉切に小豆こしあん
牡丹の蕾を表現しているとは、何とも美しい~(;´Д`)
先日紹介した「富貴」の“水牡丹”も、そういう表現なのでしょうか?
喉越し良く美味しかったです。
▼みぞれ
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暑い季節はひとしお涼気が意識され、一抹の涼味もこころよく感じられます。
◎道明寺羹製 中は、小豆こしあん
道明寺羹は、ちょっと私には甘過ぎのようでした(^^;
中のこし餡は美味しかったのですけど~、ちょっと残念。
道明寺は、このように羹に流し込むと、何とも言えない模様を描き出し風情がありますね。
▼めざまし
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朝顔の別名。太陽がまぶしく輝き、緑も濃くなる夏に最も涼を呼ぶ花のひとつです。
◎求肥製 中は、手亡こしあん
な・な・なんと!朝顔の別名に「めざまし」があるとは、初めて知りました。
言わんとするところは、何となく分かるのですが・・・(;´Д`)
ま~そんな事より、何と可愛らしいのでしょう(*´д`*)
以前紹介した萬年屋の朝顔とは、また違った表現で面白いです。
中が白餡なのは、お約束?お味は美味しかったです。

この他に「清流」もあったのですが、以前紹介した萬年家の「清流薯蕷」に似ていたので、勘違いして購入しなかったのです(´;ω;`)
機会があったらまたお店に立ち寄りたいと思います。
来月のお菓子も楽しみにしています。
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