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今日は「人日の節句」 [季節の行事]

0495.jpg1月7日は、五節句の一つ「人日(じんじつ)の節句」です。
宮中においては様々な節句が存在しますが、この五節句は、江戸時代に幕府が定めたそうです。
そして今日は「七草」とも呼ばれ、朝に7種の野菜が入った粥を食べる風習があります。
調べてみると、『本来は七草と書いた場合は秋の七草を指し、小正月1月15日のものも七種と書いて「ななくさ」と読むが、一般には7日正月のものが七草と書かれる。現代では本来的意味がわからなくなり、風習だけが形式として残ったことから、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。』そうです。
「風習だけが形式として残った」って、多々ありそうですね(^^;
さて七草は、「芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)」となります。
名前は呪文のように覚えられても、さあ探せ!と、言われたら半分くらいしか分からないかも。

私は、子供の頃は食べた記憶がありませんが、結婚してから食べるようになりました。
とは言っても、塩味だけのお粥はちょっと食べられないので、出汁、卵、お餅も入れて「おじや風」にしています(笑)<本来の意味ないのかも?

七草は、前日の夜にまな板に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れます。囃し歌は『七草なずな 唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 合わせて バタクサバタクサ』など地方により多少の違いがあるそうです。
以前習いに行っていたお料理教室では、先生が「唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に」の歌詞で、昔の人は大陸(中国)から鳥が渡って来ると風邪が流行るので、その前に邪気を払い万病を除く願いを込めて食したのでしょう。と、仰っていました。
その後、中国発の鳥インフルエンザが流行りましたからね(^^;<ナルホド~

今日はローカルTV番組で、護国神社の「七草祭」が放映されていました。
神職の方が、まな板の上で七草をトントン叩き、子供たちが囃子歌を歌っていました。
そこでは七草粥が1杯100円で振舞われ、小さいお子さんが「美味しい」と笑顔いっぱいで答えていたのが印象的でした(*´∀`)
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