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「コスタ・コンコルディア号」の座礁事故 その後・・・ [観光]

先日、イタリア中部ジリオ島の沖合で、座礁事故を起こしたクルーズ船「コスタ・コンコルディア」について書きました。19日現在、死者11名、行方不明者23名だそうです。
時間が経つにつれ、驚愕の真実が・・・
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まず事故の原因は、船長が『ジリオ島出身のスタッフを喜ばす為に、船を島に近づけ過ぎたから』なのだとか・・・
島民らによると、毎年複数回、豪華客船が汽笛を鳴らしたり多くの照明を点灯したりして島に接近。乗客のほか島民や島を訪れた観光客らに人気だったそうです。
いつもは大丈夫だったのに、今回事故を引き起こしてしまったので、船長は保身の為にあのような態度になってしまったのでしょうか?
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在りし日のコスタコンコルディア号と、今の様子を比べてみると・・・
エントツがこんな所にありますからねぇ~ほぼ半分浸水しています・゚・(つД`)・゚・
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ジリオ島に辿り着いた救命ボート。
右の画像は、昨年乗ったルミノーザ号のもの。コンコルディア号の姉妹船になります。
救命ボートは、4階のデッキの上部に備え付けられています。一見低そうな位置に見えますが、2m以上高い位置にあります。なので、普段は、この下を難なく通行出来ます。
乗船時に義務付けられている避難訓練では、救命胴衣を付けてこの場所に集合します。開始時には、合図のサイレンが鳴るのですが、皆わいわい、がやがや、ダラダラ・・・「仕方ないから参加する」って感じですし、スタッフも並ばせるだけで、あまり緊張感は無かったですね~(´・ω・`)
訓練は、「ここに集まるだけ」なので、ボートの乗り方など、それから先の事は何も分かりません。
6519.jpg今回、ボートの扱いを知っているクルーも少なかったとか。
私が最初に乗ったクルーズ船では、寄港地で救命ボートを下ろして動かしていました。
船から見ていた訳では無く、遠くから船を見ていたら、何か黄色い小さな物が船陰から出てきて動き回っていたのです。
ちゃんと、救命ボートの試運転をしている船もあります。
その後乗った船では、見掛けませんでしたが(^^;<タマタマ?

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各部屋には、救命胴衣がクローゼットの中に人数分用意されています。部屋の扉、又は救命胴衣に記されているアルファベット記号を確認し、そのボートの位置に集合します。この時は「A」。
以前は無かったのですが、2011年時には、赤い「Emergency Drill Card」が用意されていました。集合場所では、この赤いカードをスキャンして参加の有無をチェックします。
ただ今回の様な場合、食事中だったり、停電して部屋に戻れなかったら・・・
救命胴衣無しで逃げるしかないですよね?
基本を徹底して訓練するのはもちろんですが、そう出来なかった事も想定して、サバイバル術を身に付けないと生き残れそうにないですねぇ~大体私は方向音痴なので、夫とはぐれたら何が何処にあるのかサッパ~リ分かりません(;´Д`)<もう「運」次第・・・

船の建造には4億5000万ユーロ(約440億円)かかっているそうです。
今回損失額が10億ドル(約770億円)に達し、保険会社の負担も海難事故史上最高額となる可能性があるそうです。2006年の建造だから、まだ新しいですよね?
船体構造が複雑な分、空気が残る空間に生存者が取り残されている可能性もあるため、現在もダイバーによる、懸命の捜索が続けられているそうです。
外から生存者を探せる装置は無いのかしら?奇跡の生還がある事を祈っています。

6518.jpg船長と沿岸警備隊との会話が公開されていましたね。
船長は、乗客を船上に置き去りにして先に船を離れたことを認めたうえで、自らの意思に反して岸へ運ばれてしまったと供述。座礁した船の上で転び、“偶然救命ボートの中に落ちた”と主張しているという・・・( Д ) ゚ ゚
いくらなんでも、この言い訳は・・・小学生。
だからヘタリアと揶揄される由縁なのか?

いや、東電やオリンパス、ちょっと前には船場吉兆など、日本でもこんな態度の人見掛けたぞ!
SPEEDIのデータを国民には出さずに、国民を被曝させた大臣は「知らなかった」の一点張り。
米軍(中・韓も?)には即データが亘っていたから呆れてしまいます!当時の最高責任者は、怒鳴り散らすか、言い訳ばかりだったし、その前は戯言ばかり・・・
言い訳ばっかりの人、日本の責任者にもいっぱい居るな~(´;ω;`)

※追伸:
事故から1年後のことはこちらに。
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