御菓子司・三英堂の「御題菓・八雲立つ」

年明け早々、松江市にある御菓子司 三英堂の「御題菓・八雲立つ」を購入しました。
今は全国各地のお菓子が、現地に行かずして手に入るので便利ですねぇ～(*´∀｀)
今年の御題は「立」。その御題に合わせて作られています。
御題菓とは・・・
新年の宮中行事に歌会始があります。毎年定められた御題で歌を読むこの行事にちなみ、全国の和菓子屋さんが、同じ御題のもとに創作菓子を作ります。そのような、年始の歌の御題をお菓子にした和菓子を「御題菓」と言うのです。



『御題「立」にちなみ、謹製いたしました。古事記に描かれた壮大な物語の出雲地方。様々な色の変化を見せる雲を表現し、スサノオの命が詠まれた「八雲立つ　出雲の八重垣妻ごみに　八重垣つくる　その八重垣を」より頂き、名とさせていただきました。』～栞より
何でしょう、この滑らかな舌触りは・・・味も甘過ぎず上品な甘さです。
しかし何と言っても驚くのは、その舌触り。口溶けが良いのです～(；´Д｀)＜餡なのかぁ～？
見た目も七色に棚引く雲の流れが表現されて、とっても綺麗です。
やっぱり松江は、京都、金沢と並ぶ和菓子処。洗練されているわ～と、思った一品でした。
来年の御題は「静」だそうで、これもまた楽しみですね。