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如水庵の七夕菓 “願い事” [如水庵]

久しぶりに如水庵へ季節の生菓子を買いに行きました。
4925.jpgすると、お店の方から七夕の期間限定の和菓子を勧められ、購入してみました。限定品に弱い私~(;´Д`)
お菓子の名は「七夕菓・願い事」。栞を見ると『天の川をはさんで年に一度の再会を夢見る「織姫」と「彦星」の物語をもとに夏の夜の暑さをそっと忘れさせてくれるようなお菓子を創作いたしました。』と、あります。今時、天の川は見えないし、この歳では笹の葉飾りに願い事・・・なんて書けない(笑)
お菓子で遠い銀河の逢瀬を応援したいと思います。
▼願い事
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きんとん製。中は小豆粒餡。星への願いを短冊に込めて。
きんとんの中央に、あられ?を塗した薄い星形の錦玉羹が乗っています。また、白い短冊まで飾られています。ちょっとした事ですが、物凄く手間暇を掛けて作られたのだな~と思います。
味は、美味しいですヽ(*´∀`)ノ<私はきんとん大好きですもの!
▼織姫
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小豆こし餡入りの虹色煉切を、柚子入り外郎で折り込みました。織姫のほのかな紅色のうすぎぬを表したお菓子です。
一口食べると、ふわ~っと柚子の香りが広がりました。外郎は硬過ぎず柔過ぎず、食べ易い食感でした。薄くピンクに透ける外郎が風情あります(*´∀`)
この場合の「うすぎぬ」は、薄衣?紗?薄絹?なのでしょうか?う~ん、漢字は難しいです。
▼沢辺の蛍
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沢辺に飛び交う蛍の淡い光を、小豆かのこと煉切で表し、練切製のほたる草と共に錦玉でそっと浮かべました。
このセットの中で、一番目を魅かれたのが、この「沢辺の蛍」でした。だって、蛍が居るのですもの~(笑)その作りの細やかさに、感動致しました。甘さは、如水庵の和菓子の中では、やや控えめな方かな?私の場合、このお菓子については、味よりも見掛けで大満足でした。
▼五色短冊
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白餡を求肥で包み、五色の練切で短冊を表しました。
私には、五色の短冊がちょっとドギツク感じられました(^^;<味は美味しいです。

余談ですが・・・
カルピスの七夕の意識調査では、七夕の短冊は何色あるか?の質問に「7色」と答える人が多かったのだそうです。子供の頃よく歌った童謡「たなばたさま」の歌詞に「五色の短冊…」とあるのですけど、忘れちゃったのかしら?
調べてみると、色は「青」「赤」「黄」「白」「黒」と、中国の五行思想から来ているそうです。色其々に意味があるそうです。そういえば、薬膳でもちょこっと習いました。
ですが、黒の短冊なんて見掛けませんよね~(^^;
現在では、黒は最高色を表す「紫」に代わり、青は「緑」と同色に見られているそうです。
また人間の5つの徳にも対応しているそうで、その色と対応する願いを書くとよいのだそうです。
◆青(東)----- 「木」・「仁」樹木の成長・発育する様子。春の象徴。
*徳を積む、人間力を高める願いの時に。
◆赤(南)----- 「火」・「礼」火の神・火のような灼熱の性質を表す。夏の象徴。
*父母や先祖への感謝の気持ちを表す時に。
◆黄(中央)----- 「土」・「信」発芽・万物を育成・保護する性質を表す。季節の変わり目の象徴。
*信頼、友人・知人を大切にする願いの時に。
◆白(西)----- 「金」・「義」金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。秋の象徴。
*義務や決まりを守る願いの時に。
◆黒(北)----- 「水」・「智」命の水の意味から胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。冬の象徴。
*学業の向上を願う時に。

脱線しまくりですが(笑)そうやって改めて和菓子「五色短冊」を見てみると「緑(青)」「黄」「紫(黒)」「赤(ピンク)」「白」で、ちゃんと正しい五色が表現されていました。
さすがです、如水庵さん(*´∀`)Ъ
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如水庵の“水無月のお菓子” [如水庵]

大丸福岡天神店の如水庵には、トマト大福など定番のお菓子の他に、季節の生菓子が置いてあります。今まで購入した事はなかったのですが、最近ちょっと気になりだし、購入してみました。
私がコソコソとメモを取っていたら(笑)印刷した栞を下さいました(^^;<アリガトウゴザイマス
▼撫子
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愛撫される子と言う意味で、可憐な花の姿からこう呼ばれ日本女性の例えにもなっています。
◎薯蕷練切製 中は、小豆漉し餡
ちょっと目立ちませんが、撫子の花が型押しされています。
味は、普通の練り切りですが(笑)ちょっとボリュームがありました。
▼早苗きんとん
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苗代から本田へ移し植える頃の苗を言い、まだ浅い緑が瑞々しく輝きます。
◎小豆きんとん製 中は、白小豆粒餡
白小豆の粒餡美味しかったです!加えて私は“きんとん”が大好き!一見すると緑の花?と、思ってしまいましたが、名前を見て納得です。今の季節にピッタリですね。
▼草ぼたる
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水辺に光りながら飛び交う姿は、幻想的で夏の夜の美観ともいえるでしょう。
◎鶏卵素麺入り錦玉羹と浮島の流し物
この黄色のひも状の物は何だろう?と思っていました。なんと!鶏卵素麺だったのです!
すごい発想です!感激しました~(*゚∀゚)=3
実際蛍を写真に撮ると、こんな感じに蛍の光跡が映るのです。以前紹介していました。
ただ、浮島はもっと暗い色の方が蛍の光が映えたのでは?と、思ってしまいました。
ま、「草ぼたる」なので、やっぱり緑色かな?浮島も錦玉も美味しかったです。
▼青梅
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春に香った梅の花。初夏には葉の間に固くしまった青い実をつけます。
◎外郎製 中は梅餡
餡が梅餡だとは、食した後に気付きました(^^;<美味しかったです
以前通っていた和菓子教室でも、外郎製の「青梅」は作りました。こちらで紹介しました。
さすがお店のお菓子だ!と、思ったのは、ヘタの窪みの部分。少し色が着けられているのです。
芸が細かい・・・というか、手抜きが無いというか・・・さすがプロのお仕事です~(;´Д`)
▼紫陽花
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花の色が淡青、炎紅などと種々に変化するため、七変化や八仙花の別名もあります。
◎半錦玉製 淡雪羹がけ 中は、手亡漉し餡
白餡に賽の目切りにした半錦玉羹を付け、紫陽花を現しています。
白い淡雪が美しくあり、美味しそうですヽ(*´∀`)ノ
今回「半錦玉」というのを知りました。<知らない事が多くて(^^;
▼夏刈
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収穫を待つ黄金の穂が風に揺れる姿は、初夏ならではの田園風景です。
◎はったい粉入薯蕷饅頭 中は、小豆漉し餡
はったい粉入の薯蕷饅頭で、ちょっと香ばしさがあるかも?美味しいお饅頭でした。
麦は「麦秋」と言うから「秋」だと思っていたのですが・・・収穫期を迎えた初夏の頃の季節のこと。麦にとっての収穫の「秋」であることから、名づけられた季節らしいのです。
小春日和は「春」じゃないよ!と同じですね。 あ~恥ずかしい(´・ω・`)
七月(文月)の和菓子も楽しみです~ヽ(*´∀`)ノ
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如水庵の“御みかん大福” [如水庵]

先日如水庵で見つけた、大~きな蜜柑大福です(笑)
昔、蜜柑が入った大福は、別のお店で食べた事はありましたが、最近見かけなかったのです。
そのお店では、他にバナナ大福、キゥイ大福、ぶどう大福・・・と、色々ありました。
▼御みかん大福
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一つ一つ丁寧に皮を剥いた温州みかんを自家製の白餡と柔らかいお餅で丸ごと包んだ大福だそうです。カットの方向を間違えました(笑)<ちっとも美味しそうじゃな~い(;´Д`)
でも味は、とっても美味しかったですよ。
かなり果汁がジュワ~ッと出るので、齧りつく時はちょっと気を付けた方がいいですね。
画像のように、縦カットした場合は、そんなに果汁も飛び散らず美味しく食べられました(笑)
餡子とフルーツ・・・合いますね~(*´∀`)Ъ
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如水庵の “小さなトマト大福” [如水庵]

先日如水庵の “いちご大福”を紹介しました。
これは3月末で販売は終了しましたが、次のシーズン発売されるのが“小さなトマト大福”です。
昨年買い損ね、今年の発売を楽しみにしていたのです。
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予想以上に美味しかったです。
苺ほど酸味がなく、甘くてジュ~シ~なのですぅ。
私は、苺大福よりトマト大福の方が好きかも~ヽ(*´∀`)ノ
今までトマトを使ったお菓子を色々食べましたが、この大福は一番マッチングが良いかも~?
フルーツミディトマトの上に、アッサリ目の白餡が重なり、お餅で包まれています。
誰にでもお勧めしたい一品です!<ちょっとオーバー?(笑)
知らない方に食べさせて、口に入れた時の反応を見てみたいわぁ~(;´Д`)
そんな悪魔心を刺激する(笑)美味しい大福でした(*´ω`*)
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如水庵の “いちご大福” [如水庵]

先日博多阪急で開催された、「如水庵」の社長さんの和菓子セミナー『日本の歴史は筑紫からはじまった~お菓子の歴史もここ博多・福岡からはじまった~』紹介しました。
このセミナーの時に試食で頂いた“いちご大福”をご紹介いたします。
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以前「ぶどう大福」も紹介しましたが、如水庵の○○大福シリーズは、どれも八百屋さん?果物店?で見掛ける、出荷用の箱を模したパッケージに入っています(笑)セミナーの時に「発売当初は皆気持ち悪がって敬遠していたが、パッケージをこの様に作ったら、皆さん面白がって買ってくれるようになった」と、社長さんが話して下さいました(笑)<私も面白がって箱入り買っちゃってるし~
福岡の苺“あまおう”に比べると、この大福に使用されている“博多とよのか”は少し酸味が強いです。でもその酸味が餡の甘さと相まって、ヽ(*´∀`)ノ<オイシイ~
機会があったら、今時発売されている「こもも大福」も食べてみたいわぁ~。
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如水庵の“室見川” [如水庵]

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3243.jpg以前紹介した如水庵のお菓子。
今回ご紹介するのは、竿物の「室見川」です。
博多湾にそそぐ室見川は、早春の風物詩「素魚(しろうお)」が獲れる事でも有名です。
水面に沈む小石は、白餡、胡麻餡、小豆餡、抹茶餡から出来ていますす。水を表す錦玉部分は、ま~ま~でしたが、小石の餡は、とても美味しかったですヽ(*´∀`)ノ
これに魚が泳いでいれば、もっと涼しげだったのですけどね。
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如水庵のお菓子・3 [如水庵]

今回ご紹介するのは、パッケージが可愛い『ぶどう大福』です。
実は、以前TVで紹介していた「トマト大福」が欲しくて買いに行ったら、既に販売期間が終わっていました。じゃ~仕方ないからコレを・・・と、購入してみたのです(笑)
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果物のぶどうの箱に似せてパッケージが作られています(笑)
ぶどうは、種無しのピオーネが1粒入っています。
最初は皮が気になるかなぁ~と、思ったのですが、意外と平気でした。
また、程良い酸味が餡の甘みと相まって、すご~く美味しかったです。
以前ご紹介した「いよかん大福」より、私はこっちが好きかも~ヽ(*´∀`)ノ
甘い物が苦手な夫(特に餡系)が、ナント2個も食べてしまったのです!
なので、甘い物が苦手な方も、(多分)美味しく食べて頂けると思います。
如水庵の「○○大福」、これからもチェックしたいと思います(`・ω・´)ゞ
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如水庵のお菓子・2 [如水庵]

以前「如水庵」のお菓子を紹介しました。
今回もその時一緒に購入したものを紹介します。
3083.jpg◆如水羹
買った時は「水羊羹」だと思ったのですが、材料を見ると、寒天、こんにゃく粉などが使われていました。
これがこんにゃくゼリーなのかしら?私は初めて食べました。口当たりは、ゼリーっぽくてとても美味しかったです。
味ももちろん巨峰味、シロップ漬けの果肉も入っていていました。他にマンゴー味もあったので次回は食べてみたいです。

3082.jpg◆いよかん大福
餡の中に、伊予柑ピールが入っていました。
程良い甘みと、爽やかな酸味(というのかな?)とても美味しかったです。
本当に色々な大福が開発されますねぇ~(笑)
昔は、苺大福も食べられなかったのですが、今ではこういった“変わり大福”は、大好きです。
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如水庵のお菓子・1 [如水庵]

先日、福岡のお菓子屋さん「明月堂」を紹介しました。
今回ご紹介する「如水庵」も福岡では有名なお菓子屋さんです。
ショッピングモールへ行ったついでに(笑)バラでお菓子を購入して参りました。
3080.jpg◆筑紫もち
全国的には「信玄餅」と同じです。と言った方が分かり易いと思います(^^;
お餅に、きな粉と黒蜜を掛けて頂きます。
美味しいのですが・・・ちょっと食べ辛いかなぁ~(笑)
美味しいんですけどね。逆に、私は本家本元の「信玄餅」を食べた事がありません。ちょっと食べ比べたくなりますね。

3081.jpg◆とっとっとー
「とっとーと」は、博多弁で「確保する」という意のこと。
つまり「取っているんです」かな?(笑)
女の子だと「とっとーとよー」みたいなバリエーションもあります。お菓子は、お芋と隠し味のチーズがこんがり焼かれて、ちょっとコクのある美味しい味わいでした。
意外と小さいので、私は一口でもOKです(笑)
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