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鶴屋吉信の「花盛り」の季節の生菓子 [お菓子]

昨日、伊勢丹が発行している「ISETAN STYLE」3/6~3/19号に掲載されていた、鈴懸の『花筏』を紹介しました。
今回紹介するのは、同冊子に掲載されていた京菓匠 鶴屋吉信の「花日和」をはじめ、季節の生菓子です。全部で6種類ありましたが、4種を選んでみました。
▼春の調べ
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2種類の漉し餡を袱紗包みにしています。生地の2/3は薄っすらピンク色に・・・
▼花日和
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川辺に咲き誇る満開の桜と、風に揺らぐ柳を表現。京都の春を現しています。 ~伊勢丹冊子より
冊子に掲載されていたのは、このお菓子。
桜の花の細かいこと・・・この丁寧な仕事に魅了されました~(;´Д`)
中は漉し餡。味は・・・私好みではありませんが(笑)これは目で頂くモノ。大満足です。
▼春の水
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『堀川や家の下行く春の水   --- 炭太祇(たんたいぎ)』
滔々とゆたかに流れる春の水。太祇のころの堀川の水は、家々も近く影を落とし、柳の枝先をさらさらと擦り、散る花びらをのせて流れたにちがいない。 ~HPより
小田巻きで絞り出された生地が、流水を見事に表しています。水面に浮かぶ桜の花が、花と花弁というのも拘りを感じます。中は粒餡で美味しいです(*´∀`)
▼都の春
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『見わたせば柳桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりけり  ---  性法師』
『古今集』春歌。「花ざかりに京を見やりてよめる」とある。柳桜を染め分けにしたきんとんで歌のこころを。祗園では、都をどりで、よーいやさぁ、と舞妓が手にかざす柳桜の染め分け。 ~HPより
こちらのきんとんも、花と花弁が飾られています。細工が細かいですね。
中の粒餡も美味しく、目にも舌にも大満足のお菓子たちでした。
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