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ISSへの補給ロケット「ファルコン9」爆発! [サイエンス]

米民間宇宙企業スペースX社は、ISSへ補給物資を届ける為、フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から「ドラゴン」補給船7号機を搭載した「ファルコン9」ロケットを打ち上げましたが、約2分後に爆発したそうです。
スペースX社による補給船打ち上げは、試験飛行を含めて今回が8回目だったそうですが、失敗は初めてとのこと。ロケットを遠隔操作で破壊したのかどうかは確認されていないそうです。
ISSへの物資輸送を担うもう一つの米民間宇宙企業オービタルATK社。こちらのシグナス補給船を搭載した「アンタレス・ロケット」も、昨年10月に打ち上げ直後に爆発しています。ロシアの補給船「プログレス」も今年4月にISSとのドッキングに失敗しており、米露双方の補給が次々と失敗しています・・・ (||゚Д゚)ヒィィィィ <お祓いして~

前回紹介した時より3名の宇宙飛行士が地球に帰還し、現在は3名体制で任務に当たられています。これ以上補給が遅れると、ISSの運用に影響が出てくるのでは・・・と、思ったら。
ロシアの「プログレスM-28M」補給船が、7月3日に打ち上げられるそうです。
プログレスM-28Mには、水や食料品、日用品、ISS内の機器の予備部品など、約2.4tの補給物資が搭載済み。補給船はすでに組み立てや試験を終え、フェアリングに格納中。このあと打ち上げを担う「ソユーズU」ロケットと結合されるそうです。
前回不具合を起こしたロケットではなく、旧型のロケットが使用されるそうですが、是非とも成功して欲しいと思います!
成功すれば、7月23日に出発予定の日本人宇宙飛行士、油井さんの出発も安心して見送れますものね。また失敗すれば・・・最悪、現在滞在中の3名も帰還して無人宇宙ステーションになるかもしれませんね~(;´Д`)
日本の補給船「こうのとり5号機」は、8月16日に打ち上げだそうです。

ところで・・・
今回のドラゴンには、千葉工業大学が開発した流星観測カメラ「メテオ」が搭載されていました。このカメラは千葉工業大学が独自に開発した流れ星を観測する特殊なカメラで、昨年打ち上げられた米国の補給船「シグナス」に搭載されていました。それが爆発・・・観測計画の中断を余儀なくされました。
それから8ヶ月、研究者たちは、次の打ち上げに間に合わせようと再びカメラを作られたそうです。先日ニュースで、プロジェクトの研究者が「打ち上げの成功を祈るばかりです」と仰っていたばかりだったのに・・・。費用は1000万とか?それなのに、また爆発。お気の毒としか言いようがありません。「三度目の正直」なのか「二度ある事は三度ある」なのか?めげずに再々挑戦して頂きたいと思います。
まぁ、無人船だったのが不幸中の幸いなのかなぁ~。
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