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2015伊勢丹サロン・デュ・ショコラ まとめ 【2】 [サロン・デュ・ショコラ2015]

◆SELECTION Chocolat,Patrimoine Universel (18粒入り9990円)
ショコラは世界に誇るべき文化遺産!18人のトップショコラティエそれぞれが、未来へ向けて湧いてくるインスピレーションや、次世代に残していきたいメッセージを、ひと粒のボンボンショコラの中にたっぷり詰めこんでくれました。ショコラを通じて発信された、彩りゆたかな未来へのオマージュ。まさに特別すぎる限定BOXです。
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※上段左より→
◆スタニスラス(フランク・ケストナー)
ロレーヌ地方のナンシーという街にある世界遺産の広場の名前を付けてみました。ベルガモットのジュレを、ベルガモット風味のガナッシュでサンドしてノワールでコーティング。柑橘の風味は日本人好み!
◆ルイーズ(ジャン=シャルル・ロシュー)
姪っ子の名前を付けたというバジルが香るひと粒。昔から今も愛され続けているバジルを使って今回のテーマを表現。摘みたてのバジルをオリーブオイルに漬けて保存、それを生クリームに混ぜて煮出してミキサーにかけ、ガナッシュにしました。
◆グリヨット(クリスチャン・カンプリニ)
「新しいモノを創造することが、パトリモワンヌ!」とはカンプリニ氏の弁。ローズから抽出したローズウォーターが入ったグリオット風味のパートダマンドをノワールでコート。甘すぎない味に仕上げた新発想のひと粒です。
◆キャフェ(フィリップ・ベル)
コーヒーとショコラは、世界のどこにでもあるユニヴェルセルなもの!しかも、切っても切れない関係!ベルさんが大好きなカフェのエッセンスを入れたアーモンド&ヘーゼルナッツプラリネと、コーヒーガナッシュを二層にして、レでコート。
◆シュルプリーズ(アルノー・ラエール)
シュルプリーズとはサプライズ(驚き!)のこと。ラエール氏にとって、またショコラティエとして大切な「財産」とも言える素材、ヘーゼルナッツを主役にしたひと粒。食べて楽しいカリカリ感と、フルール・ド・セルの塩味にワッ!と驚いてください。
◆ミエル・シトロン(クリスティーヌ・フェルベール)
おばあちゃんとおじいちゃんがいつも作ってくれたハチミツ&レモンはフェルベール家の伝統の味。待つのハチミツのガナッシュをレモンの表皮で香りづけ。マンジャリのノワールでコーティングしました。
※中段左より→
◆セントン(オテル・デュ・キャップ-エデン-ロック)
あなたにとってのパトリモワンヌとは?の質問に「永遠に存在するもの」という解答。シンプルに徹し、クリオロ種のカカオだけで作ったガナッシュをさらにノワール64%のコーティングで仕上げたひと粒。燻製香があり深い味わい。
◆プロヴァンス(フレデリック・アヴェッカー)
彼が生まれ育ったプロヴァンスをイメージした、ラヴェンダー風味のボンボン。フランボワーズとラヴェンダーのガナッシュを、ノワール70%のカカオでコート。プロヴァンスの伝統的な絵柄をプリントして南仏のすべてをこのひと粒に込めたとか。
◆フィンドゥボルドー(ダヴィド・カピィ)
やっぱり故郷。今やパリに次ぐフランス第二の都市。地元ボルドーは、真珠のように輝く都市だというカピィ氏。ボルドーをイメージし、お酒にオレンジピールとヘーゼルナッツを合わせた、とろりと柔らかなレのガナッシュ。外側はかなりハードな仕上げ。
◆マリアージュ(ティエリー・バマス)
バマス氏が思う「パトリモワンヌ」を、ハチミツで表現。43%レのガナッシュをノワールでコーティング。口の中で泡のようにはじける美味しさをアピールした、ショコラのデザインもお見逃しなく!
◆トレッド(ヴァンサン・ゲルレ)
今はロワール地方に属していますが、ゲルレ氏の地元ナントはかつてブルターニュ地方の首都。そのブルターニュへの想いから作られた個性的なひと粒。名物とも言えるガレット=クレープの原料「ソバ粉」を使ったボンボン。さあ、あなたのソバに。
◆ロシェ・レ(ユーゴ&ヴィクトール)
フランスの伝統とも言える「ショコラトリー」にオマージュを捧げたひと粒。丁寧にキャラメリゼした香ばしいヘーゼルナッツと、なめらかなミルクチョコレートのマリアージュはまさに絶妙。カリカリ食感も楽しい、スペシャリテなひと粒。
※下段左より→
◆トンカ(セバスチャン・ブイエ)
昔からアロマとして徴用されていたトンカ豆。バニラや炒ったアーモンドのような香りを持つ豆ですが、香りがとってもいいんです。ビターチョコの苦みとトンカ豆の力強さのマリアージュ。ブイエ氏もかなりお気に入りの味わいだそうです。
◆パトリモワンヌ ユニヴェルセル(ジャン=ポール・エヴァン)
まるで蜂の巣を思わせるような網目模様のボンボンショコラ。フルール・ド・サラザン、いわゆるソバの花のハチミツを入れたガナッシュを、ショコラノワールでコーティングしました。伝えていく、エヴァン氏のパトリモワンヌ ユニヴェルセル。
◆お茶とウイスキーのガナッシュ(パスカル・ル・ガック)
来日した時に料亭で食後に出された「炒り番茶」に興味を持ったというル・ガック氏。何度も試作をを重ね、葉巻のような強い香りが特徴的なこのお茶と、ウイスキーの組み合わせを思いついたそう。日本とフランスの文化が融合した友情のボンボン。
◆プティ・フルール ミルクチョコライムキャラメル(ファブリス・ジロット)
パッと咲いた花のカタチが印象的。パトリモワンヌから、大好きな「日本」を想起。日本の文化と繊細な精神性に深い影響を与えている「花」をイメージしたひと粒。ライムの風味のキャラメルを中に閉じ込め、ミルクチョコレートで包みました。
◆カシス(パティスリー・サダハル・アオキ・パリ)
口溶けのよいガナッシュが、カシスの酸味とワンダフルにマッチ。さらにノワールの苦みが全体を見事にまとめています。質の高い果物と加工技術で作った芳醇なカシスのピューレが効いています。
◆ラ・ハバナ(アンリ・ルルー)
生産量が少ないカカオで作っているため、もう次の機会には作れないかも。カカオ栽培の歴史も古く、希少なキューバ産のカカオ。その中でも上質なトリニタリオ種で作った平たいガナッシュ。フローラルな香りと苦みのバランスがとてもいい。


いや~いくら円安とはいえ、18粒で9990円は高い~。
でも去年と比べても、そう高くはなっていないですね(^^;
年に1度の事だし、欧州各地までの旅費を考えたら、このお値段は納得しないとね。
まだ食べていないので、個別の感想はないのですが、お気に入りの1個が見つかったら追記したいと思います。
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