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「とらや」の生菓子・2月後半  [とらや]

とらやの2月後半の生菓子の紹介です。銀座店で購入。
▼仙寿
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◎羊羹製 白餡入 - 明治 40 年(1907) (486円)
販売期間:2月16日~3月3日
桃の節句にちなんだ意匠。中国の伝説では、西王母(せいおうぼ)という仙女の住む園の桃は三千年に一度実り、それを食べると不老長寿を得るといわれています。ゆえに仙果(せんか)といえば桃を意味します。可愛らしい『仙寿』は、女の子の成長を寿(ことほ)ぐ桃の節句にふさわしい意匠です。
とても可愛い桃の形をしています。味は・・・あまり好きではないのですが、この形は買わざるを得ません(笑)
▼姿
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◎きんとん製 小倉餡入 - 平成 8 年(1996) (486円)
販売期間:2月16日~3月3日
女の子の可憐な晴れ着姿を思わせます。平成9年(1997)の歌会始のお題「姿」にちなみ考案されました。紅色のきんとんに着物の帯をかたどった煉切を配したお菓子で、女の子の可憐な晴れ姿を思わせます。
キティちゃんのようなリボン?と思ったら、着物の帯を模ったものだそうです。ピンクのそぼろに黄色が映えて可愛いです。斬新だと思ったら平成の作。それでも20年も前のデザインとは驚きです。餡もとっても美味しいかったです。
▼蛤形
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◎薯蕷製 白餡入 - 安政 3 年(1856) (486円)
販売期間:2月16日~3月3日
雛まつりにゆかりのある蛤をかたどりました。薯蕷饅頭に焼印を押し、蛤をかたどりました。蛤は、かつて「貝合せ」(一対の貝を合わせ取る女性の遊び)に使われ、貝を入れる貝桶は婚礼道具の一つとして、雛飾りの調度品にもなっています。また、蛤のお吸い物は雛まつりの食べ物ともされています。
薯蕷饅頭で貝の形を作るのも難しそう!蛤に見えてしまうから不思議です。模様の焼き印は徐々に大きさが変化しています。流石職人さんですね。味は美味しかったです。
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