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「とらや」の生菓子・7月後半  [とらや]

とらやの7月後半の生菓子の紹介です。二子玉川店で購入。
▼向日葵
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◎きんとん製 御膳餡包水羊羹製角芯入 - 平成元年(1989) (486円)
販売期間:7月16日~7月31日
太陽を思わせる「ひまわり」を表しました。太陽を思わせる黄色い大輪の花「ひまわり」。 種の部分を御膳餡で、花びらを黄色のそぼろで表しました。
以前紹介した事もあり夏の定番ですね。餡の中に水羊羹が入る手の込みようで、とっても美味しいです。先日習った練切のものと、同じ向日葵をモチーフにしていても印象が変わりますね。和菓子、奥が深いです。
▼青
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◎求肥製 飴餡入 - 平成10年(1998) (486円)
販売期間:7月16日~7月31日
夏の暑さを忘れさせる清々しい意匠です。新引粉(しんびきこ※)をまぶした求肥生地を砂漠に見立て、中央には青い琥珀製のオアシスを配しました。夏の暑さを忘れさせる清々しい意匠です。平成11年(1999)の歌会始のお題「青」にちなみ考案されました。
※新引粉・・・糯(もち)米の一種。京都ではみじん粉と呼ぶ。
新引粉の食感が面白いです。また青い琥珀製がとっても涼やか。オアシスに見立てているとは、解説を読むまで分かりませんでした(^^;
中の餡が美味しかったです。「飴餡」どうやって作るのだろうか?
▼撫子
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◎粟製 白餡入 -干菓子として元禄10年(1697) (454円)
販売期間:7月16日~7月31日
夏の盛りの撫子をかたどりました。撫子は秋の七草の一つですが、夏の盛りから次々と可憐な花を咲かせます。撫子の花をかたどった瀬戸型に紅色の粟羊羹を流した、涼しげで愛らしいお菓子です。
※粟製・・・寒天を溶かして白双糖(しろざらとう)を混ぜ、煮詰め、粟に見立てた新引粉を加え色を付けたもの。
とても綺麗な色、形のお菓子でした。「粟製」と言うのが馴染み無く?でしたが、予想以上に美味しかったです。老舗のお菓子は奥深いです。
▼島糖菓
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◎葛製 白餡入 - 平成25年(2013) (486円)
販売期間:7月16日~7月31日
コクのある黒砂糖の風味をお楽しみください。沖縄県西表島(いりおもてじま)産の黒砂糖を加えた葛製の生地で、白餡を包みました。黒砂糖は、サトウキビの絞り汁を煮詰めて固めた、自然の風味豊かな素材です。葛と、暑さ負け防止にも好まれてきた黒砂糖との組み合わせをお楽しみください。
一見すると地味ですが、すご~~く美味しかったです。この黒糖が何とも滋味深い。
GWに西表島産の黒糖買ってきたぞ!でも煮詰め具合が職人技なんでしょうねぇ。
良い意味で予想を裏切られた逸品でした。何個でも食べたくなっちゃいます。
▼若葉蔭
14557.jpg◎琥珀製 - 大正 7 年(1918) (519円)
販売期間:7月8日~7月31日
青葉の蔭を金魚が泳ぐさまを表しました。ガラス鉢や池に泳ぐ金魚は、彩りも美しく涼を呼ぶことから、夏の季語となっています。「若葉蔭』は、水面に浮かぶ青葉の蔭を金魚が泳ぐさまを表しています。
以前紹介していますが、あまりの可愛さにリピートです。寧ろ発売を待ってました。手作りの金魚を一つ一つ錦玉羹の中に閉じ込めるのだそうです。なので微妙に金魚に違いがあるのだとか。
味は、ま~錦玉羹ですから何ですが、ビジュアルは最高に可愛いです(*´∀`)v
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