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「とらや」の生菓子・3月前半 [とらや]

とらやの3月前半の生菓子の紹介です。今回はそごう横浜店で購入。
▼三千歳
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◎羊羹製 白餡入 - 天保11年(1840) (454円)
おめでたい意匠の桃の花をかたどりました。中国の漢の武帝(紀元前2世紀頃)が長生を願っていると、西王母(せいおうぼ)が天上より降り、三千年に一度実を結ぶという仙桃(せんとう)、「三千歳」を与えたという伝説があり、桃は長寿をもたらすおめでたいものとされてきました。『三千歳』は、その桃の花をかたどりました。
春らしい意匠ですが、白餡とこの生地は苦手かも?持ち所が悪くて皿への移動時に割れました、不覚(><)
▼春菊
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◎きんとん製 御膳餡入 - 昭和56年(1981) (486円)
春に咲く可憐な菊を思わせます。菊は秋を代表する花のひとつですが、夏、冬、そして春に咲く品種も多くあります。『春菊』は、「雛菊」や「都忘れ」のような春に咲く可憐な菊を思わせ、紅のそぼろを花弁、黄のそぼろを花芯に見立てた意匠です。春の明るさに満ちた色合いです。
とらやのきんとんのそぼろ、美味しいです~♪加えて餡は美味しいし、二重に包餡されているのが、また美味しいんですよね。ただ時々カピカピしたそぼろに出会います(^^;
▼桃の里
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◎求肥製 白飴餡入 -昭和9年(1920) (486円)
カルメラの食感もお楽しみいただけるお菓子。紅色の求肥に白のカルメラをまぶし、桃源郷のように桃が咲き匂う山里の情景を表現しました。
カルメラという名の表面の飾りが面白い食感です。あの子供の頃縁日で食べたカルメラ焼きと同じ材料の小粒版なのでしょうか?柔らかい求肥製の餡にカリカリのカルメラが良いアクセントになっています。いや~職人さんのアイディアは凄い!!
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「とらや」の生菓子・1月後半 [とらや]

とらやの1月後半の生菓子の紹介です。今回は伊勢丹新宿店で購入。
▼朝
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◎きんとん製 御膳餡入 - 昭和48年(1973) (486円)
朝日を受けて万物が輝くさまを表わしました。昭和49 年(1974)の宮中歌会始のお題「朝」にちなみ考案されました。 黄のそぼろの上に紅のそぼろを配した意匠は、朝日を受けて万物が輝くような情景を思わせます。
花だと紅色のそぼろの上に黄色のそぼろが乗りますが、逆の色使いが面白いですね。
「とらや」のきんとん製では、中の御膳餡がとても美味しくて好きです。
▼福寿草
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◎羊羹製小倉餡入 - 平成12年(2000) (519円)
華やかな黄金色の福寿草を表わしました。福寿草は、開花がちょうど旧暦の新春にあたることから、「元日草」「朔日(ついたち)草」とも呼ばれます。小倉餡を黄と緑を重ねた羊羹製で包みこみ、黄色のそぼろをのせ、華やかな黄金色の福寿草を表現しました。
「とらや」のこのシャープな角の切り取り好きです。機械的な美しさですが、手作りなんでしょうね。本当に綺麗に整って惚れ惚れします。きんとん製や黄身時雨で見掛ける福寿草の意匠も、またちょっと違った印象を受けますね。植木鉢?箱庭?重なった生地が微妙な色のニュアンスを醸し出して美しいです。中の粒餡もgood!
▼木花文庫
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◎薯蕷製白小倉餡入 - 大正3年(1914) (486円)
梅模様の手箱をかたどりました。「木花」とは梅の雅称で、「文庫」とは手箱を意味します。四角形の薯蕷製の表面に結び紐と二輪の梅の焼印を配し、梅模様の手箱を意匠化しています。
変化自在の薯蕷製ですが、中央のリボンで「手箱」に見えてしまうから不思議です。見た目も可愛いのですが・・・この中の白小豆餡がまた美味しいのです。普段手亡豆が多いからそう感じるのでしょうか?この白餡をガッツリ食べたいな~と思いました(笑)
▼若緑
11818.jpg◎薯蕷製 - 干菓子として元禄7年(1694) (454円)
瑞々しい松の若葉を思わせるお菓子。寒さ厳しく花の彩りも少ない季節には、松の緑がことさら鮮やかさを増します。紅・白・緑を3段に配した『若緑』は、瑞々しい松の若葉を思わせます。
シットリした生地で美味しいです。中央は白小豆餡になっていますが、私は粒餡の方が好みかな?
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「とらや」の生菓子・12月後半 [とらや]

とらやの12月後半の生菓子の紹介です。今回は銀座店で購入。
いや~年末が近いからなのか?、普段以上に店内はごった返していました(^^;
▼玉手箱
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◎羊羹製 小倉餡入 - 宝永5年(1708) (486円)
玉手箱の「玉」は美称であり、美しい手箱を意味します。四隅を折り、餡を包んだ意匠は古くから伝わるもので、愛らしい手箱を思わせます。
とても綺麗で丁寧な仕事だと思います。機械で作ったかのような綺麗な角と曲線です。職人技ですねぇ。もちろん味も美味しいです。
▼山に遊ぶ ★平成28年の干支「申」にちなんだお菓子
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◎羊羹製 白餡入 - 平成27年(2015) (443円)1月15日まで発売
ニホンザルは、日本固有の猿で、紅い顔と茶色い毛並が特徴です。紅と茶色の二色を茶巾絞りにした『山に遊ぶ』は、山の中で楽し気に遊ぶニホンザルを思わせます。
解説を読むまで、サルの意匠だと気付きませんでした(^^;
言われてみれば、お猿さんの顔?と言うよりお尻に似ている?味は普通でした。
▼見ざる 言わざる 聞かざる ★平成28年の干支「申」にちなんだお菓子11577.jpg11578.jpg
◎桃山製 特製白餡入 - 平成27年(2015) (389円)1月15日まで発売
目、口、耳をそれぞれ塞いだ三匹の猿は「三猿」とよばれ、「他人の欠点や過ちは、見ない、言わない、聞かない、とするのが良い」という教えであるとも言われます。『見ざる 言わざる 聞かざる』は、身を寄せ合う三猿をかたどったお菓子です。
良く見てもちょっと分かりづらく、菓銘を見て「あ~」と納得できる造形です。どちらかと言うと遠くから眺めた方が分かりやすいかも?味は普通の桃山の感じでした。
▼心百花 ★平成28年のお題「人」にちなんだお菓子
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◎求肥製 白餡入 - 平成27年(2015) (486円)1月15日まで発売
「十人十色」という言葉があるように、人それぞれ考えや感性は異なります。『心百花』は、人の心が花の種類のように数多(あまた)あるさまを、色とりどりのカルメラで表わしました。
表面の綺麗な粒々がとても甘いので何だろう?と思ったらカラメルだったのですね。人其々の心の在り様を綺麗な色彩で表現され、和菓子の意匠の奥深さを感じます。
毎年の「お題菓」を各店で見比べると、尚更面白いですよね。
あ、もちろん餡も美味しかったです(*´∀`)
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「とらや」の生菓子・12月前半 [とらや]

とらやの12月前半の生菓子の紹介です。今回は東京ミッドタウン店で購入。
▼幸笑み
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◎餅製 (486円)
瑞々しい餅製で餡を包み表面に目と頬を描いておかめを模った、おめでたい意匠です。
東京ミッドタウンで開催されている企画展「笑う和菓子」に合わせて作られた生菓子。ミッドタウン店でしか手に入らないようです。味は普通のお餅と餡ですが(笑)見ているだけで笑ってしまいます。耳を付けたらムーミン似?
※販売期間:12月2日(水)~2016年3月21日(月)
※12月29日~2016年1月15日/3月1日~3日を除く。
※12月29日~2016年1月15日までは「笑顔饅」が販売されます。
▼焼芋形
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◎羊羹製 芋餡入 - 弘化4年(1847) (486円)
『焼芋形』は、さつま芋を使った餡を羊羹製の生地で包んで表面に焼き目を付け、焼芋そっくりにおつくりしたお菓子です。
芋餡がとっても美味しい!芋そのものの味がします。程良い上品な甘さで見た目も可愛いです。見た目が地味なせいなのか?これだけ結構残っていました。味は美味しいのに!
▼祇園坊
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◎求肥製 飴餡入 - (祇園坊柿形として)天保11年(1840) (486円)
飴餡を求肥で包み、和三盆糖をまぶして、白い粉をふいた干柿をかたどりました。柿の品種名である祇園坊から菓銘がついたとも考えられています。
これすっごく美味しい~~~~~~~~♪私的には久々の大ヒット商品でした。
和三盆糖と飴餡が口の中で一つになった時の味が絶妙!!物凄く甘いんですけど(笑)
これが1840年に商品化されていたとは驚きです。さすが「とらや」。
エスプレッソやお抹茶なら濃茶くらい濃厚な渋み、苦みの飲み物に合います。
来年も販売されるなら、早めに買いに走ります(^^;
▼夕吹雪
11545.jpg◎薯蕷製 - (夕吹雪として)正徳元年(1711) (454円)
真っ白な雪景色は、日本の冬を代表する美しさです。緑色の羊羹を白と黄色の薯蕷製で挟んだ『夕吹雪』の意匠からは、吹きすさぶ風雪の中にも、どこか暮れ残ったほの明るさが感じられます。
薯蕷製の部分の生地も羊羹もしっとりで、食感が統一され美味しいです。300年も昔の職人さんが、吹雪の様をどう感じていたのか興味惹かれる意匠です。
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「とらや」の生菓子・11月後半 [とらや]

とらやの11月後半の生菓子の紹介です。今回は東京ミッドタウン店で購入。
▼林檎形
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◎羊羹製 白餡入 - 天保11年(1840) (486円)
林檎をかたどった愛らしい意匠。林檎は、中国よりもたらされたといわれています。『林檎形』は、愛らしい果実のみずみずしさ、甘酸っぱさを感じさせます。
今風の形状ですが、1840年に初お目見えというのに驚きです。
もちろん見た目だけで林檎の風味はしません(笑)でもパッと見、姫林檎っぽくも見えるのです。案外脳が勘違いして風味を感じる人がいるかもしれませんね。
▼小倉野・白
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◎求肥角芯入 - 棹菓子として正徳元年(1711) (486円)
小倉山一帯の嵯峨菊を表わしました。古くから、京都嵯峨、小倉山一帯は小倉と呼ばれていました。白小倉餡で求肥を包んだ『小倉野・白』は、嵯峨菊を思わせます。
この白小倉餡が美味しい~~!!中の求肥とのマッチングも絶妙に美味しい!
画像だと分かり難いのですが、ちゃんと菊の形をしているのです。小豆を使った小倉餡も好きですが、白小倉餡も大好きです。来年はもっと早くから買ってリピートしたいです。
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燕舞羹(えんぶかん) [とらや]

▼燕舞羹
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11464.jpg◎燕の巣入 (972円)
卵白を使った淡雪羹と「燕の巣」入りの琥珀羹、青い琥珀羹を3層に重ね、白い雲、空を舞う燕、東南アジアの美しい海を表現しました。「燕の巣」の繊細な食感と、ココナッツオイルが豊かに香る淡雪羹のなめらかな口あたりをお楽しみください。
とらや 東京ミッドタウン店ギャラリーにて、特別展「体がよろこぶ和菓子」が開催されています。(11月30日まで)
その特別展に合わせて限定商品が作られました。シンガポールの余仁生(ユーヤンサン)社の協力を得て、美容と健康によいとされる「燕の巣」を用いた和菓子なのだそうです。この余仁生社は、130年にわたり漢方薬を扱うシンガポールの老舗で、社長さん同士がお知り合いなのだそうです。

偶然見たTVで紹介していたので、ちょっと高価でしたが購入してみました。
燕の巣って、あまり食べた事はないのですが、たしかソレその物に味はなかったはず。なので食感はしたものの、味は他の食材の味でした。美味しいけど・・・ちょっと食感が気になったかな?高級食材に慣れていないもので~(^^;
もう一品、旬の食材の安納芋と豆乳を使った芋羊羹を、特製御膳餡ソースと燕の巣と共に食す「安納芋羹 燕の巣を添えて」もあったのですが、これは茶寮のみのようでした。「納芋羹」が気になりますね。
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「とらや」の生菓子・11月前半  [とらや]

とらやの11月前半の生菓子の紹介です。今回は銀座店で購入。
▼蜜柑餅
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◎求肥製 白飴餡入 - 『ミツかん餅』として慶安4年(1651) (486円)
心和む愛らしい意匠。蜜柑は団欒(だんらん)のひとときに欠かせない冬の味覚です。 求肥の柔らかさと心和む色合いは、本物の蜜柑そっくりです。
とっても可愛いです。よくぞここまで蜜柑を模したな~と関心するのですが、初出年代が1651年と言うのに驚きです。江戸時代初期ですよ!今みたいに材料が潤沢でなかった時代、職人さんの知恵と努力に脱帽です。もちろん味も美味しいです。
▼初時雨
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◎きんとん製 御膳餡包求肥角芯入 - 昭和56年(1981) (486円)
初冬の頃に降る通り雨のさまを思わせます。「時雨」とは、初冬の頃に降る通り雨のことです。樹木の上だけを濡らして通りすぎる初時雨のさまを思わせるお菓子です。
「とらや」のきんとんは、他店に比べると本当に美味しいです。ボリュームもあり食べ応えがあります。求肥が餡の中に入っているので、モチッとした食感が更に満足感を刺激します(笑)いえ、きんとんは大好きだから、求肥が入っていなくても満足しています。
▼亥の子餅
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◎餅製 御膳餡入 - 平成11年(1999) (486円)
歴史ある風味豊かなお菓子。『亥の子餅』は、茶道の炉開きにも使われるお菓子です。その歴史は古く、『源氏物語』の「葵」の帖にも登場します。鎌倉時代の文献にある製法を参考に、きな粉・干柿・黒ごまを混ぜ込んだ餅製の生地で御膳餡を包みました。
この生地が物凄く美味しいです!!軟過ぎず堅過ぎず程良い食感に加え「きな粉・干柿・黒ごまを混ぜ込んだ」と言う餅生地の味が何とも言われる至福感を醸し出してくれます。一見すると地味ですが、和菓子好きには堪らない一品だと思います。餡も美味しい!


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とらやパリ35周年祭のお菓子 [とらや]

とらやは、1980年10月6日にパリに出店し今年で35周年になるそうです。
おめでとうございます~(*´∀`)
「石の上にも3年」と言いますが、異国の地で35年は素晴らしい事だと思います。
それを祝して東京ミッドタウン店では『パリ35』展が10月1日~31日まで開催されます。私は行く事は出来なかったのですが、銀座店でも幾つか限定商品のお取り扱いがあったので購入してみました。
▼ローズ・ド・パリ (486円)
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35周年を記念して、パリ店スタッフが考案しました。パリジェンヌに愛されているローズウォーターを使ったお菓子です。口の中に広がるバラの香りをお楽しみください。
ほのかにバラの香り(風味)がします。ローズウォーターの物によっては臭い物もあるのですが、これは餡の甘味、風味を損なわない上品な風味付けでした。
ベタな薔薇花の形ですが・・・幾つになっても購入したくなっちゃう乙女心(笑)
▼小形羊羹・ラムレーズン (260円)
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香り豊かなラムレーズンを刻み入れた煉羊羹です。パリ店35周年を記念しておつくりしました。
画像はちょっと見え辛いのですが、レーズンがタップリ入っています。餡とこんなに合うんですね!新発見です!!ラム酒はしっかりアルコールが飛んでいるので風味だけ残り良い塩梅です。時々小豆を茹でて“ぜんざい”(関東風に言えば“おしるこ”)を作るのですが、この中に入れてみるのも良いかもしれませんね。いつかやってみよう。
ぜひ定番にして欲しい商品ですね。
▼特製羊羹・エッフェル塔の夕暮れ (2106円)
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パリ市内の夕暮れの風景を橙の琥珀羹と黒の煉羊羹で表しました。エッフェル塔や凱旋門を想わせる意匠です。
とっても綺麗な色の羊羹です。琥珀羹の部分が多く、煉羊羹の部分が少ないのがちょっと残念でしたが~全体的無い美味しく満足です。ただ、言われてもエッフェル塔や凱旋門には見えない?東京タワーでも成立するような気がします(笑)

他にも色々限定品が販売されていましたが、お取り扱いが無かったり売り切れていたりで全商品制覇にはなりませんでした(笑)
でもね~私、「とらやパリ」のガレット・デ・ロワが欲しいのですよ。
味も気になりますが、オリジナルのフェーヴが超可愛い!!
ネットで時々販売されているのを見掛けますが、高い~(;;)
昔はネットオークションでフェーヴを大人買いをした事もありましたが、今は合羽橋でリーズナブルな物を購入しています。物欲全開ですね(笑)
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「とらや」の生菓子・10月後半 [とらや]

とらやの10月後半の生菓子の紹介です。今回は横浜そごうで購入しました。
▼秋の彩
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◎きんとん製 御膳餡入り - 平成3年(1991) (486円)
深まりゆく秋に、野山の木々が鮮やかに色づいていくさまは美しいものです。こうした風情を紅と黄のそぼろで表しました。
そぼろも美味しいし、中の御膳餡も美味しい!おまけに優しい色合いで目にも舌にも嬉しい一品でした。平地ではまだまだ紅葉していませんが、もうすぐ見られるでしょうね。
▼竜田の里
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◎薯蕷製 小倉餡入り「山芋」を含む - 昭和45年(1970) (486円)
丸い薯蕷饅頭に紅葉と水紋(すいもん)を配し、紅葉の名所、竜田川(奈良県)の情景を表現しました。
紅葉の名所竜田川、まだ行った事がありません。いつかは紅葉の時期に行って水面に舞う紅葉を見てみたいです。山芋の風味もシッカリした美味しい薯蕷饅頭でした。

とらやがパリに出店し、今年で35年を迎えるそうです。その35周年祭として色々なお菓子が10月いっぱい販売されるそうです。いくつか購入したので後日紹介致します。
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「とらや」の生菓子・10月前半 [とらや]

とらやの10月前半の生菓子の紹介です。今回は久しぶりに伊勢丹で購入しました。
▼夕焼け空
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◎薯蕷製 紅餡入り - 平成16年(2004) (486円)
赤とんぼは夏の終わりから秋にかけて赤くなるとんぼで、子供の頃、空を赤く染めた夕日を背景に赤とんぼが群れ飛ぶ姿を見た人も多いことでしょう。『夕焼け空』は紅のにおい(色差し)を入れた饅頭に焼印を配し、夕焼け空にとんぼが飛び交うさまを表しました。
とんぼの焼印が可愛いです。丸く紅色に色差しをされた様も可愛いですし、中のピンクの餡も一層可愛さを演出しています。もちろん美味しい薯蕷饅頭でしたよ。
▼大徳寺・黒
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◎きんとん製 御膳餡入り - 貞享4年(1687) (454円)
大徳寺は、京都紫野に大伽藍を誇り、千利休の昔から茶道と関わり深い禅宗寺院です。「大徳寺」または「大徳寺きんとん」と呼ばれるきんとんは、古くから茶会記にも見えるお菓子で、かつて大徳寺の茶会で使われたことから、この名があるといわれています。『大徳寺・黒』は黒糖餡のそぼろが特徴です。
黒糖餡のそぼろ美味しいです。黒糖の風味がシッカリ感じられます。もちろん中の御膳餡も美味しいです。色見はちょっと地味ですが(笑)抹茶に合うと思います。もちろん今風に珈琲にも!

「小練柿」は完売していました。15日までにまた買いに行けるかな~(^^;
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