SSブログ

如水庵の“卯月”の和菓子 [如水庵]

大丸福岡天神店の如水庵で、4月「卯月」の上生菓子を購入しました。
今月も干菓子を予約購入しました~(*´∀`)Ъ
大丸店の販売員様、いつもお世話になっております。
頂いた栞によると、このお菓子は4月24日までとなっております。
▼深見草
7289.jpg7290.jpg
牡丹の異名。豊麗なその姿は気品高く、散り際はなんともはかない感じがします。
◎煉切製 中は、小豆こし餡
このプクッとした美しいフォルム・・・茶巾で絞るには、私には真似出来ません!
花びら?一つで牡丹を表現しています。さすが職人技です。
購入して直ぐ食べたので、とっても柔らかい煉切で、美味しかったです。
▼春の水
7291.jpg7292.jpg
水温む頃、じっと冬を過ごした小魚たちも、流れに身を乗り出すように泳ぎだします。
◎煉切製 中は、小豆こし餡
以前紹介した「桜月のお菓子」と、同じお菓子でした。
頂いた栞の解説文は、違っていますが(^^;
画像を比べて見ると、若干今月の方が水色が薄いかしら?
グルグルと渦巻き模様が入るだけで、涼しげな波紋に見えてしまうから不思議です。
▼木の芽饅頭
7293.jpg7294.jpg
春めいた陽射しになり、地面の温度が上がりはじめると緑鮮やかな木々の芽が一斉に芽吹きます。
◎薯蕷饅頭 中は、小豆こし餡
・・・どこかで見た事がある?と、思ったら、両口屋是清の3月前半のお菓子「春の香」という名前で紹介していました。
口の中いっぱいに、木の芽の香りが広がり美味しいです(*´∀`)
▼岩根つつじ
7295.jpg7296.jpg
黒い岩間に根を張り色鮮やかな花を咲かせる姿に強い生命力を感じます。
◎きんとん製 中は、小豆粒餡
「岩根つつじ」は、岩間に根を張って咲く躑躅なのだそうです。
生命力の象徴として、昔から好まれていたようですね。
きんとん大好きなので、目にも舌にも嬉しい一品でした。
▼藤衣
7297.jpg7298.jpg
紫色の花が頭上で、きらきらと揺れる様は、優雅な春の風情があります。
◎外郎製 中は、味噌餡
味噌餡がとても美味しかったです。
同じモチーフで、外郎の色を替えると「蝶」や「銀杏」として表現する事が出来ます。
シンプルだけど、この折りたたみ方、結構コツがいると思うのですが(笑)
藤棚の下でなびく藤の花は、とっても美しいですねぇ~(;´Д`)
▼磯づたい
7299.jpg7300.jpg
春の波は冬波の様な荒々しさは無く、どこかのんびりとしたのどかさがあります。
◎小豆時雨製 中は、白小豆粒餡
磯辺を表しているのでしょうか?
とっても美味しい時雨でした。中の白小豆餡も美味しかったです。粒餡なので尚良いですね。
▼惜春
7301.jpg晩春の風にゆらりゆらりする藤は、見る者を艶やかな気持ちにしてくれます。
◎春がすみ-薄種味噌餡サンド
◎藤棚-寒氷製
画像では少し見辛いですが、薄種の模様は、ほのかにピンク色でした。薄種は、大人になってから美味しいと思えるようになったお菓子です(笑)味噌餡も美味しい!
藤棚を表した寒氷も、見事な色合いです。
▼春の山路
7149.jpg桜と新緑の風景に霞がかかった様子を表現しました。
◎春の山-押し物
◎菜種-求肥製
こちらも「春の水」同様、「桜月」のお菓子と同じ内容でした。
頂いた栞の解説文は、「春の水」同様違っています。
銘は同じでも、意図する意匠が違うのでしょうね。
押し物の方は、あまり味はしませんが、求肥製の「菜種」は小粒ながら美味しいです。

今月も素敵なお菓子達でした。次回も楽しみです~(*´∀`)Ъ
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0