火星大接近！

本日、火星が地球に大接近致します。
最も離れて見える時期に比べて約50倍も明るいとか。
火星と地球は2年2ヶ月毎に接近するのですが、その公転軌道が楕円形であるため地球との接近距離は周期的に変化します。そして7月31日は、その距離が5759万kmにまで大接近します。このように火星との距離が6000万kmを切るのは15年ぶりとなります。
本日は南東の空から昇り、深夜にかけて上昇し南へ移動します。
今日の火星は－2.8等で輝き、9月上旬頃までは－2等の明るさを維持しているそうです。夜空を見上げて赤く大きく光る星があったら、それが火星です。
月明かりにも負けないので誰でも見つけられると思います。
大接近は15～17年毎に起きます。前回の平成15年は5576万kmで、5万7千年ぶりの超大接近でした。次回は17年後で5691万kmだそうです。
一番近い隣りの惑星ですが、人類が到達するにはまだまだ遠い星ですね。