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今日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」 [季節の行事]

10755.jpg6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」です。
京都では1年のちょうど折り返しにあたるこの日に、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓」が行われます。 この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。 水無月は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形にカットされた菓子ですが、それぞれに意味がこめられています。 水無月の上部にある小豆は「悪魔払い」の意味があり、三角の形は暑気を払う「氷」を表していると言われています。冷蔵庫の無い時代、氷はとっても貴重で高貴な方々しか口に出来ませんでした。それで庶民の口にも入るように、氷を模したお菓子として考え出されたのです。

昔は貴重だった氷も、今では何時でも手に入る時代になりました。
それでも6月になると和菓子の水無月は食べたくなります。
近年では、抹茶、黒糖など色々アレンジされた物もあるので嬉しいです。
猛暑の今年、古人に想いを馳せて水無月で涼を楽しんでみるのも面白いかも?
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