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彗星探査機「ロゼッタ」小惑星 ルテティアに接近 [サイエンス]

昨年11月、欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機「ロゼッタ」が、地球に最接近しました。
地球の引力を利用する“スイングバイ”を行って加速するためです。
その事は、以前紹介しました。
それから約8ヶ月が経ち、ロゼッタは小惑星ルテティアへ接近しました。
ルテティアの地表から3200キロ圏内で2時間の観測をする予定だそうです。

そもそもこのロゼッタは、太陽系の組成に関する新たな知見を得るため、彗星の観測・分析を行う為に、2004年に打ち上げられました。
「はやぶさ」の持ち帰った、イトカワの微粒子(かもしれない)の研究に加え、ロゼッタのルテティアでの観測、そして2014年に到達するチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の観測結果から、新たな発見が成されるのか?楽しみですね。

以前も紹介しましたが、今までの運行の記録をまとめてみると・・・
2004年 3月 2日:フランス領ギニアより、アリアン5ロケットで打ち上げ。
2005年 3月 4日:最初の地球スイングバイ。
2007年 2月25日:火星スイングバイ、火星の北半球と2つの衛星を撮影。
2007年11月13日:二度目の地球スイングバイ、地球の夜側を撮影。
2008年 9月 5日:小惑星 シュテインスに接近。
2009年11月13日:三度目の地球スイングバイ。
2010年 7月10日:小惑星 ルテティアに接近。その後は彗星到達時までスイッチが切られる。
2014年 1月~5月:チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ接近。
2014年 8月:彗星のマッピング。
2014年11月:フィラエの投下および彗星への着陸。
2014年11月~2015年12月:太陽を周回しながら彗星を追跡する予定。

小惑星観測後は、暫くスイッチが切られるそうですが、無事に彗星まで到達して欲しいですね。
太陽系が形成された遥か昔・・・CGシミュレーションではよく目にしますが、実際どのような感じだったのでしょうかね?ま~私の様な素人考えでは、月がどうやって出来たのか?気になります~(^^;
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