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如水庵の“神無月”のお菓子 [如水庵]

大丸福岡天神店の如水庵で、十月「神無月」の上生菓子を購入しました。
先月に続き、干菓子も予約購入しました(*´∀`)Ъ
この店舗、スタッフの皆さんがとても親切で嬉しいです(*´∀`)
毎月イラスト付きの和菓子の解説書を頂きます。それが毎回楽しみなのです。
▼国の華
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菊は気品と清香ある晩秋の王花として白霜の降りる頃まで咲きつづけます。
◎練切製 中は、小豆こし餡
菊の型で押し出された綺麗な形の練切です。可愛いですね(*´∀`)
「国の華」とのタイトルなので調べると、日本の国花は、慣習上「桜」と「菊」だそうです。
春の「桜」、秋の「菊」といったところでしょうか?
鎌倉時代の初め、後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み「菊紋」を天皇家の家紋とされたそうです。
▼みのりの秋
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目に映る山の彩りと秋の味覚の代表の栗をあしらい、美しい秋の風景を表現しました。
◎薯蕷練切製 中は、小豆こし餡
この薯蕷練切は、とっても柔らかいのです~(;´Д`)
滑らかで、とても口当たりが良かったです。栗の甘露煮も甘過ぎず美味し~いお味でした。
黄色とオレンジの組み合わせが、秋の彩りを思い起こさせ美しいですね。
▼秋の色
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ススキは花穂が獣の尾に似ているので尾花ともいい、月見には欠かせない草花のひとつです。
◎薯蕷饅頭 中は、小豆こし餡
ススキの焼印が付いた薯蕷饅頭です。
毎月同じ材料で作られた薯蕷饅頭なのに、焼印や色が着けられるだけで、どうして印象が替わるのでしょうか?不思議です(笑)見た目に左右されるという事がよく分かります。
もちろん、ここの薯蕷饅頭は山芋の風味がプ~ンとして、とっても風味豊かで美味しいです。
▼秋の山
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秋の訪れは、木々の葉を色付かせ、紅く燃えるように山を染めていきます。
◎きんとん製 中は、小豆つぶ餡
こちらも秋色に彩色されただけなのに、気分はすっかり「秋モード」になります(笑)
元々粒餡が好きなので、きんとんの中の粒餡は、とっても美味しいです。
▼山路
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秋の山道を覆う木の実や紅葉を栗かのこで贅沢に表現しました。
◎栗鹿の子小豆羊羹がけ 中は、手亡こし餡
栗鹿の子にチョコンと乗っている紅葉(なのかな?)を、「きんとんの物が混ざったのね」と勝手に思いこんで外してしまいました。
後で頂いた解説書を見てみると、それはちゃんとしたデザインの一環だったのです。
慌てて元に戻しましたが・・・ちょっと潰れてしまいました~・゚・(つД`)・゚・<私のバカバカ
多少ガッカリしてしまいましたが、味はものすご~~く美味しいかったです(*´∀`)Ъ
この豪華な栗三昧でも、他のお菓子と同じお値段だなんて!如水庵さん太っ腹~!
中の手亡こし餡も、とっても美味しいです。また絶対買います~ヽ(*´∀`)ノ
▼稔(みのり)
5663.jpg稲の穂が実って色付いた田を吹きわたる秋風のことを金風といいます。
◎白小豆かのこ豆入り手亡羊羹
「金風」という秋風の呼称を初めて知りました。なんと趣のある呼び名ですね。
でもこれって、そういう風景を見た事がある人しか実感出来ないのかも?(笑)田舎で育ったので、少し行けば田んぼが見られました。懐かしいな~(*´∀`)
▼菊の園
5664.jpg菊の香が染み透るように澄んだ秋の日を菊日和といいます。
◎菊の花-和三盆入り打ちもの
◎菊畑-寒氷製
菊の花の落雁と、寒氷製のものは菊畑を表していました。
菊づくしですね(*´∀`)Ъ
上生菓子も良いですが、お干菓子もたまには良いですね。
寒氷は、まだ作った事がないのですが、今度作ってみたいですね。
▼秋の香
5665.jpg松茸はきのこの中でも香りの王様で、秋の山の宝ともいえます。
◎松葉-雲平の小豆羊羹サンド
◎松茸-桃山製 笠は小豆こし餡
松茸は、きのこの山を思い出しました(笑)
松葉は雲平で出来ています。こちらも小豆羊羹がサンドされ、とても手が込んでいます。どちらも良く出来て食べるのが勿体ないわ~ヽ(*゚∀゚*)ノ

今月も素敵なお菓子達でした。来月も楽しみです~(*´∀`)Ъ
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