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フレデリック・カッセル氏のセミナー [サロン・デュ・ショコラ2012]

2012.2.8 14:30~  「フレデリック・カッセル氏のセミナー」

2月1日から、福岡の岩田屋でも「サロン・デュ・ショコラ」が始まりました。
8日目の今日は、1回のセミナーが開催されました。
セミナーは、当日先着順で1セミナーにつき一人1枚、引換券を頂けました。
今回ご紹介するのは、フレデリック・カッセル氏のセミナーです。
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カッセル氏は、パリから60kmほど離れた、フォンテーヌブローにお店を構えられています。日本人スタッフも4名(30人中)いらっしゃるそうですよ。
フォンテーヌブローには、歴代フランス王の愛したフォンテーヌブロー城、またかつての王族の狩猟地で現在も自然が保全されている広大なフォンテーヌブローの森があります。コロー、ミレー、ルソーなどのバルビゾン派が集まったバルビゾンは、この森に隣接しています。
現在日本では、京都と東京に出店されています。何故京都かというと、「古都」という点で、フォンテーヌブローと共通点があるからだそうです。

今回試食したのは、新作の「サクラ」。
昨年来日した時に、芸者さん(笑)の白と桜からインスピレーションを得て作成されたそうです。
公式本には、そう書かれていなかったのですが?さて?(^^;
さくらんぼ風味のアーモンドペーストと、さくらんぼのピュレ入りガナッシュの2層になっています。この「サクラ」を4個詰め合わせたアソートBOXは、「花占い」が出来るように其々プリントが違います。「少し好き」「とっても好き」「情熱的に好き」「熱狂的に好き」のメッセージが花弁と共に書かれています(笑)
とっても美味しいのですが、キルシュの風味が強く、「桜」というよりは「サクランボ」のイメージが先行します。日本で「桜」と言えば、桜の葉や塩漬けの花の風味を一番に連想しますからねぇ~(;´Д`)

フレデリック・カッセル氏は、2003年より『ルレ・デセール』の会長を務められています。
ルレ・デセールとは、フランスで創設されたパティシエおよびショコラティエが組織する協会のことで、1981年フランスにおいて、パティシエおよびショコラティエによるより良い、質の高い菓子を作るために意見交換を主な目的として設立されました。 隔年二回、春と秋に会合を開き、新技術や新製法、従来技術のより良い発展などを意見交換をされるそうです。現在100名以上の会員がいらっしゃるそうです。
日本人の会員は・・・
杉野英実氏(HIDEMI SUGINO)、大塚良成氏(パティスリー・ジャック)、川口行彦氏(オリジンーヌ・カカオ)、寺井則彦氏( エーグルドゥース)、青木定治氏(パティスリー・サダハルアオキ・パリ)がいらっしゃいます。
サロン・ド・テ・ジャックの大塚良成氏は、福岡にお店を構えていらっしゃいます。
セミナーの後、カッセル氏は大塚さんの所に行くと仰っていました。
それと、東日本大震災の事をとても気に掛けて下さっていました。
この気の細やかさが、ルレ・デセールの会長さんたる由縁なのでしょうね(*´∀`)
あ、「マゼ」のブノワ・ディジョンさんも、お悔やみを仰っていました、有り難い事です。
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ビジネスマナーの講座

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by ビジネスマナーの講座 (2012-03-22 10:14) 

どりどり

ビジネスマナーの講座 様

コメントありがとうございます。
お褒めの言葉を頂き励みになります。
拙い文章ですが、またお読み頂けると嬉しいです。

by どりどり (2012-03-22 18:54) 

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