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如水庵の“如月”の和菓子 [如水庵]

大丸福岡天神店の如水庵で、2月「如月」の上生菓子を購入しました。
今月も干菓子を予約購入しました~(*´∀`)Ъ
大丸店の販売員様、いつもお世話になっております。
▼白梅
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清楚で気品高く、古来より数々の詩歌にうたわれてきました。
◎外郎製 中は、紅色味噌餡
梅にしては花弁が細長いような・・・なんて突っ込みは入れません(笑)とっても可愛らしいです。白餡ではなく、紅色の味噌餡が、凝っていますね。可愛いし美味しかったです(*´∀`)
▼冬椿
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雪の中、換気にひるむ事なく咲く花に、生命力を感じます。
◎煉切製 中は、小豆こし餡
椿の蕊が細かいのです・・・また、小豆こし餡の周りに紅い煉切、白い煉切、そして赤い煉切と重ねて絞り、微妙な色の濃淡が表現されています。芸術ですなぁ~(;´Д`)
▼残雪
6702.jpg早春の頃、北庭や、木陰にいまだ溶けずに残っている雪を表現しました。
◎薯蕷羹と小豆鹿の子入小豆羊羹の流しもの
なんとも言えない見栄えです。私、こういう絵画好きなんです(笑)庭や道端の残雪すら、お菓子の意匠に取り入れるなんて・・・風情があります。果して洋菓子に、こんな発想あるでしょうか?ま~白い山(モンブラン)はありますが(^^;
もちろん味は美味しかったです(*´∀`)Ъ
▼埋み火(うずみび)
6703.jpg灰の中に埋めた灰火の事。いけ火、いけ灰ともいいます。
◎手亡時雨餡と小豆時雨餡の合わせもの
先の「残雪」同様、発想が素晴らしいですね。灰の中に埋めた炭火すらも菓子の題材にするなんて・・・もう何でも出来ちゃいそうです(笑)真中の紅い部分が、チロチロ燃える炭火を表して、なんとも風情があります。もちろん時雨餡美味しいです。


▼節分
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「季節が移り変わる時」との意で、今日では立春の前日のことを指すようになりました。
◎きんとん製 中は、小豆粒餡
立春を前に、これから萌え出る若葉を表しているのでしょうか?ちょっと分かりませんでした(^^;
意味は分からなくても、きんとんは大好きなので、と~っても美味しく頂戴致しました。
▼梅ヶ枝
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たくましい古木の幹と、真っ直ぐに伸びた若枝の線には、凛々しい造形美があります。
◎薯蕷饅頭 中は、小豆こし餡
なんとも大胆な構図です。ただ一本の焼き目なのに、梅の枝と言われれば、そう見えてしまう・・・
画像では分かり難いのですが、線の上に大徳寺納豆が埋め込まれています。断面では分かる様に切りました。「○」や「ゝ」など簡素化された構図って、想像だけで何にでも見えてきますね。
薯蕷饅頭は好きなので、美味しく頂戴しました。また大徳寺納豆は、私の嫌いな臭~いネバネバ納豆と違い、しょっぱい味なので食べても平気です。こんな納豆だったら食べられるのにな~
▼春告鳥
6708.jpg日本人に親しみ深いうぐいすは、「春告鳥」「経読鳥」などの異名があります。
◎うぐいす-寒氷製
◎梅-打ちもの
最初、緑のものは、葉だと思っていました。
解説の栞を読んで鶯だったのだと分かりました(笑)
見事に簡略化された鳥形ですね。寒氷は最近好きになりました。とっても美味しいです(*´∀`)
梅の落雁も美味しいです。いつか干菓子も作ってみたいな~
▼山路の梅
6709.jpgまだ雪の残る山路に楚々と咲く梅は、道行く人の心をいやしてくれます。
◎露路-手亡こし餡を小豆桃山で巻いて焼いたもの
◎こぼれ梅-梅餡製
露路のなんと細やかな事!ビックリです。食べるのがもったいないくらいでした。細い小豆桃山は小田巻きで絞ったものなのかしら?う~ん作り方に興味があります。
こぼれ梅は、パッと見イチゴちゃんに見えますよね(笑)
この梅餡がとっても美味しいのです。ちっとも梅の酸っぱさがしないのですが、どうやって作られているのでしょうか?こちらも製法が気になります~(;´Д`)

今月も素敵なお菓子達でした。来月も楽しみです~(*´∀`)Ъ
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