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両口屋是清の季節の生菓子(2月前半) [両口屋是清]

先日も紹介した、両口屋是清の季節の和菓子。
今回ご紹介するのは、2月前半(2月1日~2月15日)のお菓子です。
▼早蕨
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◎蕨粉製
蕨粉を練って小豆こしあんを包み、蕨の焼印を押し芽吹く蕨に春到来の喜びを感ずるお菓子です。
両口屋是清の蕨餅すきなんですよ~(*´∀`)
なんか見た事あるような?と、思い・・・過去のお菓子を探してみました。
あ~つい最近買った富貴の「早わらび」にも蕨の焼印が捺されていましたね。
同じ焼印でも、蕨餅、蓬餅と、素材が違えば印象も違いますね。どちらも美味しいですけど。
▼椿餅(黒砂糖入り)
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◎道明寺製
平安時代、大陸より多くの唐菓子が渡来したが、その中に椿餅(つばいもち)の名があり、その姿を道明寺製で黒砂糖の風味を生かしたお菓子に仕上げました。
今まで椿餅は食べた事がありましたが、黒糖入りの黒っぽい餅は初めてでした。
元々白砂糖なんて無い時代だったので、昔はこういう色をしていたのでしょうかね?
道明寺のお餅が葉に乗っているだけでなく、錦玉羹?薄くコーティングしてあるようでした。
▼誰が袖
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◎こなし製
小豆粒あんを紅白のこなしでたたみ、桃山時代の豪華な衣装と梅の移り香を楽しむ風情を表すお菓子です。
物凄く繊細な模様だと思いました。こういう衣重ねって意味があるのでしょうが・・・やっぱりもう一度色使いを勉強したいな。粒餡が美味しかったです。
▼宿の梅
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◎薯蕷製
清楚で気品高く早春百花に魁けて咲き芳香ただよわす梅の花。紅白に染め分けた薯蕷製(小豆こしあん)のお菓子です。
画像では分かり難いのですが、半分がほのかに薄紅色になっています。
薯蕷饅頭って、本当にキャンバスみたい!
▼草萌
6718.jpg◎ういろうと蒸し羊羹製
蓬を混ぜたういろうと蒸し羊羹を合わせて、雪間から草の芽吹を感じるお菓子です。
ういろうに蓬が混ぜ込んであり、色々な味が楽しめます。
ここのういろうは、私好みにテロ~ンとした柔らかい食感なので更に楽しめます(*´∀`)Ъ

2月後半の和菓子も楽しみです~ヽ(*´∀`)ノ
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