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2012岩田屋のサロン・デュ・ショコラ まとめ 【1】 [サロン・デュ・ショコラ2012]

2006年から見に行くようになった伊勢丹のサロン・デュ・ショコラ。
福岡に引っ越してからは、岩田屋で開催されるサロン・デュ・ショコラに行っております。
さて、楽しみにしていたセミナーは、国内外10人のシェフにより、計11回開催されました。
幸いにも私は、6回参加する事が出来ました。主催者様、ありがとうございました。
今年も昨年に続き、7階の会場に到着順に整理券が配られる方式でした。
ただ初日に関しては、勇気ある奥様の提案により、先着20名様のみ優先的に7階へ通して下さいました。主催者様、御英断をありがとうございました。


【SELECTION 10DESIRS】
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願いや欲望などを意味する「デザイアー」をテーマに、10人のショコラティエたちが新たなショコラを 製作。十人十色のキャラクターやフィロソフィーが、其々のショコラの中に詰まっています。カラフルなBOXの絵柄は、人気ミュージシャンのCDジャケットなどを手掛けるアーティスト金子裕子氏によるものだそうです。
クリスチャン・カンプリニ【レコンフォール】:「安らぎ」や「慰め」。優しく静かな一時をイメージした作品。フレッシュな香りのブラックベリーと日本文化の象徴でもあり、安らかな時の流れを感じさせる「お茶」の要素の入ったブラックベリーティーのガナッシュ。明日への活力やエネルギーに繋がるのは、やはり、ほっとする時間。心癒される時間が、彼のデザイアー。
フランク・ケストナー【クード フーフォル】:彼の答えは「一目惚れ」。ゴマをローストしたサクサクゴマのプラリネとキャラメリゼしたゴマをカリカリのヌガティーヌ。異なる食感が楽しい2種類の「ゴマ」を合わせてショコラノワールでまとめました。ショコラを食べた時の、フレーバー、センセーショナル、テクスチャーへのひと目惚れを願って!
パティスリー・サダハル・アオキ・パリ【セクシー】:強烈な情熱や、秘めた想いには「艶」がある。そして、人を魅了するショコラにも「艶」がある。情熱の人、青木氏は「セクシー」という名のショコラにそんな自らの想いを託しました。パッションフルーツとプラリネが入った2層のガナッシュ。自分の作るショコラで人を魅了したいと語る彼らしいデザイアー。
クリスティーヌ・フェルベール【アムール】:愛の人、フェルベール女史にふさわしい「愛」が彼女のデザイアー。カシスとヴィオレットのコンフィチュールと、香り高いマダガスカル産のカカオを使用したクーベルチュール=マンジャリを使ったガナッシュと合わせた作品。すべての人が誰かに愛されたい。愛がなければ、人は生きられない。愛は尊敬を生み、人を成長させるから。
アルノー・ラエール【オリジン】:ラエール氏が選んだデザイアーは「原点」。自身の原点回帰への想いとともに日本人の「原点」への想いも込められている。選ばれた素材は、日本人にとって「原点の風味」とも言えるゴマ。ゴマのヌガティーヌ入りのゴマプラリネにゴマのペースト層も。ゴマ、ゴマ、ゴマの、まさにゴマづくし。
フィリップ・ベル【ノスタルジー】:お母さんが湧かしてくれるコーヒーの香り。朝の食卓に漂っていた、懐かしいその香りは幸せの象徴。幼き日のベル氏のノスタルジーを込めて作られたミルクコーヒー風味のセミリキッドキャラメルショコラ。家族に囲まれた平和な時間を思い出すだけで「今日もがんばれる!」という気持ちになれる。
パスカル・ル=ガック【ナチュール】:そこに「自然」があるということのすばらしさ。それは、希望であり、夢であり、平和の象徴であるというル=ガック氏。ガリーグ地方を旅した時に生い茂っていたハーブ=タイムと、太陽の産物であるレモンを組み合わせたいと、あえて難しい「調和」にチャレンジ。自然の恵みを感じさせる作品となりました。
ファブリス・ジロット【エリタージュ】:次の世代へ残していきたいエリタージュ(文化的遺産)。非劇的な災害時にすら冷静な対応をし、協力しあう日本人の姿煮に、根源的な精神性や「エリタージュ」を見て感銘を受けたと語るジロット氏。ピエモンテ産のヘーゼルナッツとパフのプラリネと、日本文化の象徴とも言える「コメ」=日本酒を使ったガナッシュを2層に。
ユーゴ&ヴィクトール【センシュアリテ】:彼らが選んだキーワードは「官能」。中でも、エレガントで女性的な官能性を表現したとか。丸みのあるラインに女性らしさを重ねたドーム型のショコラは、とろりとした赤桃のキャラメルを封じこめたもの。愛する妻や、愛する子供達。どんなときにも「愛する対象」が大切だという気持ちを込めて作られた作品。
ジャン=シャルル・ロシュー【フォルス】:ギリシャ神話の中の「ユリス」という神からインスピレーションを受け完成。ヘーゼルナッツとジンジャーの風味のキャラメルガナッシュ。ギリシャのとある島に住む美しい人魚たちの声に導かれ、難破しそうになった船と水夫たちの命を救ったと言われるユリスの強さ(フォルス)の中に見た彼のデザイアーとは。

どれも其々美味しいショコラでしたヽ(*´∀`)ノ


【SELECTION LAIT】
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日本で絶大な人気を誇る「レ(ミルク)」チョコレートをテーマにした人気BOXの2012年バージョン。今年は9人の人気ショコラティエたちが思い思いの「レ」に挑んでいるそうです。
クリストフ・ベルジュ【ラルマリ】:ブルーベリーのパート・ド・フリュイ、グリュイエール、ガナッシュ、ヌガティーヌ入りのプラリネ
パティシエ・エス・コヤマ【レ・京番茶】:エクアドル産アリバナショナル種カカオを使用したガナッシュ。スモーキーな京番茶とフローラルなカカオの組み合わせ
クリスティーヌ・フェルベール【アムール・エ・パッション】:パッションフルーツジュレ+ミルクチョコレートガナッシュ
ベルナール・ロワゾー【キャラメルエピセ】:エピス(ミュスカ、丁子、ジンジャー、白胡椒)を使用したキャラメル風味のミルクチョコレートガナッシュ
フィリップ・リゴロ【ジンジャー】:ジンジャー風味のミルクチョコレートガナッシュ
アンリ・ルルー【プティ・デジュ・レ】:クレープタンデル入りコーヒー風味のプラリネ
オデル・デュ・キャップ・エデン・ロック【フィグ・フレッシュ・ドゥ・グラース】:セミドライイチジク入りミルクチョコレートガナッシュ
アン・ディマンジュ・ア・パリ【サンドマング】:サンドマング産カカオのガナッシュ
パティスリー・キュブレー・アサミ・ヨシノリ【エスポワール】:柿のリキュールを使用したガナッシュ

ミルクチョコレートが大好きなので、どれも美味しかったのですが・・・
唯一許せなかったのが!「レ・京番茶」。2個目に食べた物だから・・・ず~~っと、その苦不味さが口の中に残って大変でしたヽ(`Д´)ノ<甘いミルクチョコにスモーキーな味を持ってくるな~
逆に、クリストフ・ベルジュの「ラルマリ」は絶品でした(;´Д`)


【MOF Sellection】
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M.O.F.(フランス国家最高職人)ショコラティエ・パティシエ6名によるショコラを一粒ずつ集めました。
フランク・ケストナー【トンドレス】:抹茶のガナッシュ
フィリップ・リゴロ【クール・ド・ユズ】:柚子のガナッシュ
アルノー・ラエール【クール・ヴェルー】:柔らかいプラリネ
ジャン=ポール・エヴァン【MOF】:クレームドゥノワゼット、ライムの香りのプラリネ・クリスティアン
クリスチャン・カンプリニ【オリジン・マダガスカル】:マダガスカル産オーガニックカカオのガナッシュ
フィリップ・ベル【ヴァニーユ】:ヴァニラ風味のガナッシュ

どれもハートのモチーフなのが可愛いですね。
どれも美味しかったのですが、ショコラ・バーで食べたフランク・ケストナーの「トンドレス」がとても美味しくて、このBOXを購入しました。1箱で6人のMOFのチョコを食べられるなんて贅沢ですね~(*´∀`)Ъ
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