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2014伊勢丹サロン・デュ・ショコラ まとめ 【2】 [サロン・デュ・ショコラ2014]

【SELECTION BOX(2)Origine France】 5250円
ショコラで表現したのは、フランスの誇りとも言える食の恵み=テロワール。ショコラの国、フランスへの想いがつまった10人のショコラティエのボンボンショコラをひと箱に詰め合わせました。
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※上段左より→
◆クルール・ド・ブルゴーニュ・カシス(ファブリス・ジロット)
母国への想いを、10年前の東京のサロン・デュ・ショコラでの最初のショコラで表現。地元の生産者が作る素材を使ったカシスのジュレをカシスのガナッシュで挟んだ3層の粒。これが彼にとって初の三層ショコラだったんですって。
◆フランボワーズ・ロマラン(フィリップ・ベル)
まるで貴婦人。フランス風のエレガンスが香るひと粒。ある日、お客様からの希望で、普段ボンボンには使わないローズマリーを使うことになり、フランボワーズのパート・ド・フリュイと合わせてみたところ、驚くほど上品な味わいに仕上がったとか。
◆コルス(フレデリック・アヴェッカー)
コルスとはコルシカ島のこと。イタリア半島の西に位置するフランス領の温暖な島をイメージして、クレモンティーヌのハチミツを使ったガナッシュ。ノワールとレを半分ずつほどよくブレンド。それをさらに、70%カカオのノワールでコーティングしました。
◆マンダリン(クリスチャン・カンプリニ)
とてもフレシュで香り高い果実。ニースとモナコの間にある「エズ」をイメージしたマンダリンのガナッシュ。マンダリンは、南仏らしさを象徴する特別な素材。一番美味しくなる収穫時期のちょっと手前のものを使うのがコツだとか。
◆トンドル・タタン’フランク・ケストナー)
燦々と輝く、フランスの太陽の光。太陽の光をいっぱいに浴びて育ったリンゴを丁寧にすりおろし、バターとバニラでキャラメリゼして、タルトタタン風のノワールのガナッシュに仕上げたら、それをさらにノワールでコーティング。フランスのママの味。
※下段左より→
◆ガナッシュ・ノイエ・キャラメル・デ・ブルターニュ(パスカル・ル・ガック)
描かれているのは、ル・ガック氏の故郷、ブルターニュ半島。塩バターキャラメルはこの地の名物で、お母さんがよくこれをつかったてパンやビターチョコレートの美味しいおやつを作ってくれたのだとか。彼のフランスは「母」の味。
◆ミエル・サパン(クリスティーヌ・フェルベール)
フランスの豊かな台地に根を張るたくさんの「もみの木」。恵みの木からとれたハチミツをたっぷり使ったガナッシュ。フェルベールさんが得意とするもののひとつ、アルザス地方の伝統菓子、パンデピスの風味をふんわりと効かせています。
◆プラリネ・ノワゼット(ジャン=シャルル・ロシュー)
彼のフランスは友情の味。ロシュー氏の友人が育てたバジルを、オリーブオイルでコンフィー。ごまのプラリネと合わせたというひと粒。良い友人との関係同様、絶妙なバランスを保っているショコラ。
◆ル・シヨン(アルノー・ラエール)
甘酸っぱい、愛され果実。フランス人が大好きなアプリコットの美味しさがふんだんに詰まったひと粒。ショコラ・オ・レのガナッシュにアプリコットピュレを煮詰めたものを合わせ、ショコラ・レでコート。
◆パッション(パティスリー・サダハル・アオキ・パリ)
フランスの食文化を支えるリヨン郊外のSICOLY(農業共同組合)。その優れたフルーツの加工技術から生まれたパッションフルーツのピューレを使ったボンボン。口の中ではじける爽やかな酸味は多くの生産者たちの情熱の味。
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