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両口屋是清の季節の生菓子(3月後半) [両口屋是清]

先日も紹介した、両口屋是清の季節の和菓子。
今回ご紹介するのは、3月後半(3月16日~3月31日)のお菓子です。
▼初蝶
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◎蕨粉製
春の到来を告げる使者、蝶。蕨粉製で白小豆と小豆こし餡を二重に包み、菜の花畑に可憐に舞遊ぶ蝶の姿を表すお菓子です。
実は、3月前半のお菓子でもあったのですが、購入する時は気が付かず「全部下さい」と言ってしまいました(笑)ま~この蕨餅は美味しかったので、いいか(笑)
蝶の焼印も可愛いですね~(*´∀`)
▼花衣
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◎こなし製
華やかな衣装を身に纏い桜の下で宴をはり舞う風情をこなしと小豆こし餡で表すお菓子です。
どこかで見たような・・・と、思ったら、2月前半のお菓子「誰が袖」と似ていました。
包むこなし生地の色と、捺す印が違うだけで、色んなバリエーションが出来るなんて!
微妙は重ねのずらし方にも、センスが伺えます。
▼蓬餅
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◎ういろう製
古来、蓬の香気が邪気を払うとされ薬草として又、蓬を摘んで餅に混ぜ春の香を楽しむ。蓬を入れたういろう生地で小豆餡を包んだ野趣を帯びた春の代表的なお菓子です。
栞を読むまで、ういろう製とは思いませんでした。てっきり餅粉を使ったものだとばかり!
蓬の風味と、粒餡がマッチして、とても美味しかったです。
蓬は好きなので、この香りを嗅ぐと「春が来た~」と思えますね。ま、今は乾燥蓬が年中手に入りますが(笑)子供の頃、母から「庭の蓬を摘んできて」と言われ、摘んだ蓬で蒸し饅頭を作ってくれた事が、懐かしく想い出されます(*´∀`)
▼吉野川
7090.jpg◎ういろうと蒸し羊羹製
道明寺を散らしたういろうに蒸し羊羹と合わせ満開の桜が映える風情を表すお菓子です。
なんとも淡い色合いで、桜の花の満開感が出ています。
道明寺の入った、ういろう部分も美味しいのですが、毎度の事蒸し羊羹のプニャ~ンとした食感が大好きです。甘過ぎず優しい味なのもいいですね(*´∀`)Ъ

▼春の水
7091.jpg◎かるかん製
水も温む春の小川。きらめく水の流れと川面に映える花の色。春到来を感ずる風情をかるかんで小豆こし餡を巻き表したお菓子です。
なんとも愛らしい色のかるかんです(*´∀`)
パッと見、愛媛の一六タルトを想い出しました(笑)
かるかん部分が、白とピンクの2色になているのも、細やかさを感じますね。美味しかったです(*´∀`)

4月前半の和菓子も楽しみです~ヽ(*´∀`)ノ
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