今日は「処暑」

今日は二十四節気のひとつ『処暑』です。
「処」は「落ち着く、止まる」という意味で、暦の上では「厳しい暑さがようやく静まる頃」とされます。
そうは言っても連日暑いですねぇ～(υ´Д｀)ｱﾂｰ
今年の夏は世界的に最も暑い夏と言われています。
熱波に因る乾燥でハワイ、カナダ、ギリシャ、スペインetc…世界中で山火事が頻発しています。
また二百十日、二百二十日とともに台風襲来の特異日とされています。
ハワイ・マウイ島の山火事拡大は、ハリケーンDORAの風の影響とも言われていますね。実はこのハリケーンDORA、180度経線を越えて気象庁の監視領域である北西太平洋に入った為、台風8号（ドーラ）となりました。越境台風なんて呼ばれますね。
暑さはまだ続く模様。台風もまだ発生しそうです。
皆様、熱中症対策、災害対策、怠りなきよう務めましょう！

余談ですが・・・
気象庁の台風の監視領域は、北西太平洋（赤道より北で東経180度より西の領域）・南シナ海と決まっています。その領域に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速（10分間平均）がおよそ17m/s以上のものが台風と呼ばれます。
この為、西経域から進んできたハリケーンや発達した熱帯低気圧（トロピカルストーム）が東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンターから気象庁に引き継がれ「台風」と呼ばれることになります。但し、台風が域外から入るのは数年に一度程度の頻度と稀です。