今日は「７８回目の広島原爆の日」

本日6日は、広島の78回目の原爆の日です。
広島の平和記念公園では平和記念式典が行われ、被爆者や遺族の代表をはじめ、岸田総理大臣の他、過去最多となる111の国の代表が参列しました。今年の参列者は、新型コロナウイルスの感染が拡大する前と同じ規模のおよそ5万人となりました。
今年5月のG7広島サミットで纏められた「広島ビジョン」では、核兵器の無い世界の実現が究極の目標であることが再確認された一方、「核兵器は存在するかぎり、防衛目的のために役割を果たすべき」といった考え方が示されました。これについて広島市の松井市長は今日の平和宣言で、為政者に核抑止論から脱却を促すことが重要と訴えられました。
核を使わずとも、通常爆弾のみで東京大空襲みたいに一夜で10万人も死者が出る訳で。果たして核だけ無くなればよいのか？と、個人的には少々疑問にも思うのです。米国の核の傘の下で守られていたのも事実。あ、今ドラマで話題の「別班」のお陰でもある？（笑）
平和の定義、難しいですね～(´･ω･`;)

この1年間に亡くなった方は5320人。原爆死没者の総数は計33万9227人となりました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
厚生労働省によると、被爆者健康手帳を持つ人は3月末時点で11万3649人、平均年齢は85.01歳となったそうです。