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今日は「八朔(ハッサク)」 [季節の行事]

21764.jpg今日は「八朔」です。「二百十日」「二百二十日」と並んで、農家の三大厄日となっています。毎年この時期には台風が来襲して実る前の稲に甚大な被害を与えることから、特に農家にとって注意、警戒すべき重大な日とされてきました。その為三大厄日には風害を避ける風習や行事を行ったり、風を鎮めて五穀豊穣を祈る祭りを行ったりし、今でもそれが続いている地域もあります。

八朔は「八月朔日(さくじつ)」の略。旧暦の8月1日になります。
新暦では8月25日頃~9月23日頃までを移動し、今年は9月15日なります。朔は新月を指し新月の日を月始めとしていたことから”月たち”が”ついたち”と呼ばれるようになりました。

「はっさく」と聞くと、まず思い浮かべるのは果物のハッサク(八朔)。
1860年頃、広島県因島田熊町のお寺「恵日山浄土寺」の境内で発見された品種です。「八朔」の名は、当時の住職であった小江恵徳が「八朔には食べられる」と言ったことから名付けられたというのが定説となっています。
しかしハッサクの収穫時期は12〜3月頃で、収穫後に1〜2カ月貯蔵され酸味の落ちる2〜3月が食べ頃とのこと。つまりハッサクは八朔の頃には食べられないのだそうです。
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