木星撮れた～♪

11月8日の皆既月蝕。
地球の影を通過する時間が長かったので、暇を持て余し木星にカメラを向けました。
周りが住宅街で光害がある為、一等星や惑星くらいしか肉眼で見る事が出来ません。
カメラで撮っても望遠鏡ではないので縞模様までは撮れないのですが、運よくガリレオ衛星が撮れました。
この時間帯は木星の左側に4つの衛星が見えるようになっています。
ここでは2つしか撮れていません。大きいガニメデとカリストでしょうか？
調べてみると、9月26日に木星は59年ぶりに地球に最接近していたそうです。
加えて翌27日は木星の位置が地球を中心に太陽の真反対に位置する「衝（しょう）」に到達していたとのこと。最接近と衝が重なるのは166年ぶりだったそうです。
これは最も大きい木星を、太陽の光に邪魔されることなく最高の条件で観察出来るというもの。何気にこれも凄い事～♪
木星は太陽系で一番大きな惑星で、縞模様と大赤斑が特徴。
流石にカメラでそこまでは撮れませんが望遠鏡や双眼鏡を使えば確認出来ます。

因みに・・・
ガリレオ衛星とは、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイによって発見された木星の4つの衛星のこと。彼が初めて観測を行ったのは1610年1月7日と謂われています。
彼は、はこれらの天体の動きを数日間観測し木星の周りを回っていることを確信する事となります。この発見は、ガリレオが信じていたコペルニクスの地動説の裏付けの一つとなり、後の異端審問へと。先人の努力のお陰で現代人の知識が増えました。有り難いことです。