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しぶんぎ座流星群-2023 [サイエンス]

11633.jpg「しぶんぎ座流星群」は1年の最初を飾る流星群で三大流星群の一つとして数えられます。しぶんぎ座流星群の一般的な出現時期は12月28日から1月12日頃で極大は1月4日頃です。流星数が比較的多く観察されるのは極大の前後1日程度です。月が沈み放射点が高くなってくる明け方にかけてが、最も多くの流星群を見られるチャンスとなるそうです。国立天文台によると、この時間帯に見える流星の数は空の暗い場所で1時間あたり約25個とのことです。
寒いので、観測される方は、十分防寒対策してくださいね。

1月の「しぶんぎ座流星群」は、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並ぶ三大流星群の一つです。流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀座」という星座に由来しています。現在の星座でいうと、うしかい座とりゅう座の境界あたりにありました。嘗て在った「へきめんしぶんぎ座」の方向から流星が流れたように見えることから、「しぶんぎ座流星群」と名付けられています。

母天体は諸説あり、まだ確定的ではないそうです。2003年に発見された小惑星番号196256の小惑星が近年では有力視されています。但し、どのように流星の元となるダストを放出したのかは分かっていないそうです。これからの謎の解明に期待したいですね。
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