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サロン・デュ・ショコラ2012 ブログトップ
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『マゼ』ブノワ・ディジョン氏のセミナー [サロン・デュ・ショコラ2012]

2012.2.2 16:00~  「ブノワ・ディジョン氏のセミナー」

2月1日から、福岡の岩田屋でも「サロン・デュ・ショコラ」が始まりました。
2日目の今日は、2回のセミナーが開催されました。
セミナーは、当日先着順で1セミナーにつき一人1枚、引換券を頂けました。
今回ご紹介するのは、「マゼ」のブノワ・ディジョン氏のセミナーです。
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いつもニコニコ、プラズリンの試食を持って、ブースで「マダ~ム」と言って接客される、「マゼ」の社長ブノワ・ディジョン氏。お爺様が創業者で、100年以上続く老舗です。
今回定番商品の「プラズリン」をはじめ、7種類の商品の試食をさせて頂きました。
中央から時計周りに・・・
「プラズリン」:アーモンドをローストし、カラメルがけしたものです。
1636年、プラズリン公爵の料理人が考案し、その味がパリの宮廷に伝わるや瞬く間に人々を魅了したそうです。時はルイ13世の御代。そう、三銃士にも登場していましたね(笑)
マゼでは創業の際、公爵に敬意を表してこの名前を付け、17世紀から伝わるレシピと技を忠実に守っているそうです。因みに料理人さんの名は、クレマン・ジャルゾー氏だそうです。
「ジブレット」:ローストし、カラメルがけしたアーモンドを、ミルクチョコレートで包み、アイシングシュガーで仕上げました。
「パッションアーモンド」:ローストし、カラメルがけしたアーモンドを、ビターチョコで包みました。
「アマンダ」:砕いたアーモンド入りのヌガティンをビターチョコレートでコーティングしました。
「ミラボ」:ヘーゼルナッツとオレンジピールを煉り込んだヌガティンをミルクチョコレートでコーティングしました。
「ショコテ」:砂糖漬けのジンジャーを細かく砕いた紅茶(ダージリン)入りのチョコレートでコーティングしました。
「ソルテッドキャラメル」:ゲランドの塩を使用して風味付けされたプラズリンです。
ナッツ好きの私としては、どれも美味しかったです~(;´Д`)
もちろん買って帰りましたよ(*´∀`)Ъ

そして3月15日には、パリに新店舗が出来るそうです。
店舗の設計はフランス在住の日本人建築家、米川淳さん。
青木定治氏のフランス店舗デザインを手掛け、日本では、丸の内の「エシレ・メゾンデュプール」、渋谷と丸の内のブーランジェリー・パティスリー「ヴィロン」、目黒区東山のパティスリー「1904(ディズヌフソンキャトル)」なども手掛けられています。
米川氏に設計を依頼するに至ったかというと・・・マゼの日本の輸入代理店「片岡物産」の方が、ブノワさんを丸の内の「エシレ」の店舗にお連れした事が切っ掛けだったそうです。そのお店を気に入り、建築家に連絡を取って・・・話が進んだそうです。
・・・あ~エシレも片岡物産が取り扱っていましたね(^^;
エシレは、クロワッサンを買う為に長時間並んだのよねぇ~(;´Д`)<今も行列かしら?
何時の日か、日本にも出店を・・・との事ですが、さて?

昨年仰っていた、「柚子味のプラズリン」は、今回販売はありませんでした。
東京では、トリュフ味のプラズリンが出たそうですが!<地方は悲しい~

最後に、カタログと小さなプラズリン缶が入ったお土産を頂きました。
楽しいお話に、美味しいプラズリン、お土産までありがとうございました。
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フィリップ・ベル氏のセミナー [サロン・デュ・ショコラ2012]

2012.2.2 14:00~  「フィリップ・ベル氏のセミナー」

2月1日から、福岡の岩田屋でも「サロン・デュ・ショコラ」が始まりました。
2日目の今日は、2回のセミナーが開催されました。
セミナーは、当日先着順で1セミナーにつき一人1枚、引換券を頂けました。
今回ご紹介するのは、フィリップ・ベル氏のセミナーです。
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2004年にM.O.F.を取得され、2006年に独立されました。
ベル氏はクーベルチュールから手作りで作られている、数少ないショコラティエのお一人です。
最初は、カカオ農園の生産者さんお作業風景のビデオを見ながら解説を受けました。
昨日のジャン=ポール・エヴァンさんも仰っていましたが、カカオ豆を栽培する農夫さん達は貧しく、ショコラティエの方々も原材料の高騰で、あまり利益が出ず、一番儲けているのは中間業者と投機している人達だそうです。
どこの世界も中間マージンが一番高いんですよねぇ~(´・ω・`)
今回のセミナーでは、「カカオバター」と「コートジヴォワール」「ヴェネズエラ」「サオトメ」のカカオを試食させて頂きました。カカオ3種の味の違いは分かるのですが、それがどう違うのか詳しく言い表せません。砂糖も何も入っていないので、とっても苦いです~(`Д´)
ベルさんの様なショコラティエになると、そのままでも味の善し悪しが分かるそうです。
『サオトメ』という、カカオの名前を聞き「早乙女」?と、思ったのですが、アフリカにある島の名前だそうです。へ~初めて聞く名前だな~と、思い調べると・・・アラ!( ゚Д゚) 長くなるので、後述します。
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苦~い試食の後には、美味しい~~ショコラの試食を頂きました。
上から「ノスタルジー」「ミントコリアンダー」「フレーズココ」です。
「ノスタルジー」は、キャラメルカフェのリキッド入りボンボンです。美味しいです(;´Д`)
お母さんの家で飲む珈琲を想い出して・・・のイメージだそうです。
「ミントコリアンダー」は、今年買い損ねた10周年記念BOXに入っていました。
コリアンダーの風味が後から効いてきます。結構美味しいです。
「フレーズココ」は、ココナッツ風味のホワイトチョコレートと苺のパートドフリュイの2層になったボンボンショコラです。試食した中では1番好きでした(*´∀`)Ъ
楽しいお話と、美味しいチョコの試食をありがとうございました。

さて先ほど書いた「サオトメ島」のこと。
検索すると「サントメ・プリンシペ」とヒットしました。
なんと、アフリカの何処かの国の島の名前かと思ったら、『サントメ・プリンシペ民主共和国』と言う、立派な独立国だったのです。西アフリカのギニア湾に浮かぶ火山島であるサントメ島、プリンシペ島、そしてその周辺の島々から成る共和制国家で、1975年にポルトガルより独立したそうです。
もう学生じゃ無くなって○十年・・・すっかり世界の情勢に疎くなりました。
「São Tomé」と書くので、「サオトメ」と読めますね~でも日本語表記は「サントメ」らしい(笑)
気候条件から、ポルトガル植民地としてカカオ栽培に特化してきたそうです。
輸出額の93.9%(2003年)をカカオ豆が占めているそうです。
近年、油田開発に着手しているとのこと。中国がガッツリ入ってるわ~(;ー'`ー)アララ…
2008年度の主要援助国は、1位ポルトガル、2位日本、3位フランスでした。
元宗主国のポルトガルや、アフリカに多く植民地を持っていたフランスが援助するのは分かるのですが、日本は・・・お人好し~(´;ω;`)<無償援助ばっかり・・・おいしいところは中国が~
ま~その「お人好し」っぷりが、東日本大震災の時の応援として帰って来た訳だけど。
「サントメ・プリンシペ」憶えたぞ!これからカカオの産地名として名を馳せて行く事でしょう(*´∀`)

追伸:
そういえば・・・
日本に来て、とても気に入っている事があるので皆さんも一緒に・・・ということで。
なんと最後に全員で「三本締め」で、セミナーを締めました(笑)
よ~タタタン タタタン タタタン タン・・・よ~と、3セット繰り返す手拍子です。
福岡にも「博多一本締め」がありますよ~ヽ(*´∀`)ノ
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アルノー・ラエール氏のセミナー [サロン・デュ・ショコラ2012]

2012.2.1 14:00~  「アルノー・ラエール氏のセミナー」

2月1日から、福岡の岩田屋でも「サロン・デュ・ショコラ」が始まりました。
初日は2回のセミナーが開催されました。
セミナーは、当日先着順で1セミナーにつき一人1枚、引換券を頂けました。
今回ご紹介するのは、アルノー・ラエール氏のセミナーです。
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セミナーでは、なんとプチガトーの実演を拝見する事が出来ました。
口頭ですが、ルセットも教えて頂けたのです(*´∀`)<50個分だけど~
M.O.F.の実演なんて、なかなか拝見する機会ありませんからね。
各工程でのポイントも色々教えて頂く事が出来、とても貴重な体験をさせて頂きました。
プチガトーは、抹茶のスポンジ生地をフレキシパンで焼き、パッションフルーツのシロップをタップリ染み込ませます。その上にパッションフルーツのナパージュを塗り、柚子風味のミルクチョコシャンティーを絞ります。飾りにチョコレートを乗せ、パッションフルーツのナパージュと抹茶で仕上げをします。
抹茶風味のスポンジ生地が、パッションフルーツの酸味で、より甘みが増し美味しかったです。
セミナーのブース周辺は、甘~いパッションフルーツの香りが漂っていました(笑)
柚子風味のチョコレートシャンティーは・・・それだけ食べると美味しいのですが、合わせて食べると、パッションの風味が勝っているように思いました。でも、ソレだけ食べると美味しいです!
フランスでは、ここ数年「抹茶」「柚子」など大人気だそうです。
抹茶はフランスでも手に入るようになったそうですが、柚子は果汁やジュレでしか入手できず、フレッシュな果実はまだ手に入らないそうです。
南部では栽培が始まっているのだとか?フランスの地に上手く根付くといいですね(*´∀`)

ラエールさん、素晴らしいデモとプチガトーご馳走様でした~ヽ(*´∀`)ノ
色々準備下さった、岩田屋スタッフ様も、ありがとうございました。
とてもスムーズな流れで、分かり易かったです。
しかし・・・設置されていたミキサー、何故に「札幌営業所」なの?(;´Д`)<キニナル~
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ジャン=ポール・エヴァン氏のセミナー [サロン・デュ・ショコラ2012]

2012.2.1 11:00~  「ジャン=ポール・エヴァン氏のセミナー」

伊勢丹新宿店で、1月30日まで開催されていたサロン・デュ・ショコラ。
やっと福岡の岩田屋にも廻って参りました~ヽ(*´∀`)ノ<ヨ~キタネ~
1月31日に前夜祭が開催されたのですが、今年も抽選に外れ行けませんでした(´・ω・`)

今年1回目のセミナーは、ジャン=ポール・エヴァンさんのセミナーでした。
ここ福岡では、セミナー参加の引換券が、7階の会場で引換券が配られる為、早く来てもエレベーター等の混雑で引換券が貰えない事があります。一応今回も早めに来たのですが・・・
突如列に並んでいた奥様が、上記の旨をスタッフに抗議をされ、なんと!今回先着20名様を優先的にエレベーターに乗せて下さったのですヽ(゚Д゚;)ノ
引換券争奪戦は、仕方ない事かな~(;ー'`ー)と、諦めていたので何とも嬉しい結果となりました。
抗議・・・というか提案して下さった奥様に感謝です(*´∀`)

6607.jpg昨年ベネズエラのカカオ農園に行かれた模様が、エヴァンさん撮影の写真のスライドと共に語られました。
訪問された農園は、今ではカカオの生産で有名になった『チュアオ』と『カリュパノ』です。危険な地域もあったそうですが、農家の方々との交流を大切にしていきたいと、これからも各地の農園を訪問したいとの事でした。


6608.jpgそして試食は・・・2011年にエヴァン氏が訪れたヴェネズエラの農園で厳選したグラン・クリュ・カカオのみを使用したプティ・パレが2種と、ボンボンショコラ2種の計4種でした。
「プティ・パレ・カリュパノ」カカオ70%
「プティ・パレ・スル・デル・ラゴ」カカオ75%
「クレ」中はグレープフルーツのマーマレード
「セリュル」中はフランボワーズとポワール
う~ん、どれも美味しいです(*´∀`)Ъ
カカオ農園から私達の口に届くまで、多くの人々の手を介しています。
そんな全ての皆さんに感謝です。美味しい物をありがとうございます。
エヴァンさん、楽しいお話に美味しいショコラ。ご馳走様でした~ヽ(*´∀`)ノ
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