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ファンデルワールス力(りょく) [サイエンス]

12881.jpg『ファンデルワールス力(りょく)』って皆様ご存知でしょうか?私は本日放送のNHK「ダーウィンが来た!」で知りました。
wikiによると『原子、イオン、分子の間に働く力(分子間力)の一種である。』そうですが、番組ではヤモリが垂直な壁に張り付いても落ちずに行動できる働きを『ファンデルワールス力』と紹介していました。
ヤモリが四肢で壁や天井を歩けるのは、その四肢にある独特の構造(それぞれの足の裏に約50万本もの剛毛がある)が物理吸着力(つまりこのファンデルワールス力)を発生させていることで接着していると証明されているそうです。
因みに名前の由来となっている方は、ヨハネス・ディーデリク・ファン・デル・ワールスと言うオランダの物理学者。分子の大きさと分子間力を考慮した気体の状態方程式を発見し、1910年にオランダ人として3人目のノーベル物理学賞を受賞されています。
多分私達の知らないところで、その功績は世の役に立っている事でしょう。
ありがたいことです。「ファンデルワールス力」覚えたぞ!

実家では、いつもよく目にしていたヤモリ。「ヤモちゃん」とか「カベちょろ」とか呼んでいましたっけ(笑)台所の網戸に何匹も張り付いていましたね。
ヤモリが身近で無い方は「ポストイット」も同じ構造だそうですよ。
垂直に引っ張っても外れないけど、先から斜めに引き上げると外れるという。
「ヤモリの足の裏」=「ファンデルワールス力」=「ポストイット」如何でしょうか?
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