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両口屋是清の季節の生菓子(4月後半) [両口屋是清]

先日も紹介した、両口屋是清の季節の和菓子。
今回ご紹介するのは、4月後半(4月16日~4月30日)のお菓子です。
▼花山吹
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◎葛製
晩春に薄緑の若葉にまじって黄色の花を開く山吹の花。吉野葛製で小豆と白小豆こし餡を包み茶巾絞りに仕上げました。
黄色と緑の餡が葛から透けて、涼やかな雰囲気のお菓子です。
プルンとした葛の食感がいいですねぇ~、晩春ですがもうすぐ初夏の趣です。
▼野辺の花
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◎ういろうときんとん製
野辺に咲く草花も精一杯春を知らせてくれる。蓬入りのういろうときんとんで春の香りをお楽しみください。
4月前半は「摘み草」の名で、蓬入りのういろう製のお菓子が出ていました。
材料は同じなので、形が違うだけで印象もグッと変わり面白いです。
蓬の風味は、とってもよかったですよ(*´∀`)<オイシイ~
▼藤浪
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◎薯蕷製
房のように垂れ下がった藤の花。風に揺れて動く様を浪に見立て、薯蕷饅頭で表すお菓子です。
お~藤の花の焼印もあるんだ~と、ちょっとビックリしました(笑)
薄紫と緑色でスッと暈しが入っているのが、なんともお洒落です。
福岡市内で藤の花が見られる所は?探して見に行きたくなりました(*´∀`)
▼霧島
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◎餅製
九州の霧島や雲仙岳はこの季節一面咲き誇る躑躅で美観を呈する。餅製で小豆粒餡を包み、全山燃え立つ景色を表すお菓子です。
躑躅のピンク色は鮮やかですよね~、解説文にもある通り霧島や雲仙は躑躅が一面咲き乱れ綺麗です。福岡でも久留米躑躅は有名なんですよ(*´∀`)
ややシッカリ目の粒餡が、柔かい餅に包まれ、とっても美味しかったです。
躑躅に似せるなら、もう少しピンクの色が濃くてもよかったかも?
▼井出の瀬
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◎こなし製
京都府井出の玉川は山吹の名所。こなし製で小豆こし餡を巻き、川面に映える花の風情を表すお菓子です。
薄緑と黄色の重ねがなんとも微妙で美しい色合いを醸し出しています。
いつも、こなし部分の表面に模様が刻まれたりしているのですが、今回は無しでした。
ちょっと寂しいかな~?(笑)でも、味は変わらず美味しいですよ。

5月前半の和菓子も楽しみです~ヽ(*´∀`)ノ
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