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『英国一家、フランスを食べる』出版記念トークショー [ル・コルドン・ブルー]

パリでの1年間の料理修行の日々をつづった傑作ノンフィクション『英国一家、フランスを食べる』(2015年5月30日発売)の刊行を記念して、著者マイケル・ブース氏の緊急来日トークイベントが、ル・コルドン・ブルー東京校で、8日に開催されました。
今回出版された「英国一家、フランスを食べる」では、ブース氏はフランスのル・コルドン・ブルーパリ校へ入学し、9ヶ月間フランス料理を学ばれます。そのご縁で、ル・コルドン・ブルー日本校のエグゼクティブ・シェフ、ギヨムシェフとの対談が実現しました。
10647.jpg◆マイケル・ブース Michael Booth
英国・サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。日本の食文化を100日間取材した『英国一家、日本を食べる』『英国一家、ますます日本を食べる』(ともに亜紀書房)は大ヒットととなり、2015年、NHKでアニメ化。本書も英ガーディアン紙、Time Out誌などで絶賛され、BBC Radio 4の週間ベストセラーにランクインするなどきわめて高い評価を受けている。現在、家族とともにコペンハーゲン在住。
10648.jpg◆ギヨム・シエグレ Guillaume SIEGLER
ル・コルドン・ブルー日本校 エグゼクティブ・シェフ。ロワール地方出身。パリで星付きレストラン「ル・ヴィオロン・ダングル」や「ル・カレ・デ・フォイヤン」、フレンチ・フュージョンの名店「ル・ジョルジュ」、16区にある伝説的なビストロ「ル・プチ・レトロ」で実績を積んだ後、カルチェラタンにあるビストロ「ル・プレヴェール」パリ店で料理長に就任。「ル・プレヴェール」東京では料理長兼支配人。2013年より料理テクニカル・ディレクターに着任。2014年4月より現職。
7年前との事ですが、その時の体験や食についての思いなど、色々語ってくださいました。フードライターさんだけあり、トークやシェフへのインタヴューなどお上手です。あっ!という間の1時間半でした。
お話の中でとても興味深かったのは、コルドンを卒業後ブース氏はインターン制度を利用してフランスのジョエル・ロブションに努められたそうですが、早朝から深夜までの仕事に辟易し、「人生最悪の期間だった」と感想を述べられていたこと。そしてギヨムシェフも、17才の時にジョエル・ロブションで修行されたそうです。もちろん早朝から深夜までの仕事は辛かったけど、日々の作業が楽しくて休日も自宅のキッチンに籠って料理をしていた事など話して下さいました。
時期は違えど、同じ職場で働いていた二人が別々の道を歩んだのは、やっぱり人には「天職」と言うものがあるのでしょうね。こうして天職を得たお二人が、異国の地で対談されるのも巡り合わせでしょうかね?!
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トーク終了後、プチガトーを頂きました。
オペラ、マカロン、プチ・ガトー仕立てのフィナンシェです。
フィナンシェは、この様にデコレーションすれば可愛いアミューズ・ブーシェに早変わりですね。どれも美味しかったです(*´∀`)
購入した書籍にサインを頂きました(笑)
まだ読んでいないので、読後はご紹介したいと思います。

この様に素敵なトークショーを開催下さった、ル・コルドン・ブルーのスタッフの皆様、出版社関係の皆様、他携わった全ての皆様に感謝です。ありがとうございました。
もちろん、今回の主役マイケル・ブース氏にも感謝です。
只今NHKのアニメ、楽しく拝見していますが、作中のイメージとは違いましたね。
雰囲気は、ちょっとブルース・ウィリス似?次回作も期待しています(笑)
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YS

(違っていたら申し訳ありません)
もしかして会場でお目にかかったmさまでしょうか、
いただいたアドレスにメールをお送りしたのですが、
戻ってきてしまいました。
(その後_を-に変えて送信しましたが
多分届かなかったのではと思っています)
ブログタイトルを見て、もしかして‥と思って
失礼ですがコメントさせていただきました。
お目にかかれて嬉しかったです、
すてきなブログ、時々読ませていただきます!

by YS (2015-06-11 23:23) 

どりどり

YS 様
私でございます、その節は大変お世話になりました。
私のアドレスの書き方が悪かったのですね、ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。老眼で手元が~(;´Д`)
因みにここのブログのURL頭のようになります。そのままではありませんので、2_(2とアンダーバー)になります。ややこしくてすみません(^^;

ブログを探してくださって、ありがとうございました。
このような感じで日々綴っております。
宜しくお願いいたします。
by どりどり (2015-06-12 15:26) 

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