ベテルギウスに異変！

ベテルギウスはオリオン座のα星。
寿命が尽きかけ赤い超巨星へと変貌しています。
大犬座のシリウス、小犬座のプロキオンと共に、冬の大三角を形成しているので御存知の方も多いのでは？
その質量は太陽の約20倍もあり、かつ脈動変光するほど赤色超巨星として不安定であることから、何れ超新星爆発を起こすであろうと予想されています。

そのベテルギウスが、この数カ月間で急激にその明るさを失っているとの観測結果がこのほど発表されました。天文学者らは超新星爆発を起こす前触れの可能性があると指摘しています。とは言っても星（恒星）の時間の尺は長いので～その日が明日とも数十万年後かも!?なのですが。

ベテルギウスまでの距離は約642光年と言われており、超新星爆発を起こせば昼でも肉眼で見えるくらいの明るさになるとのこと。
私としては、肉眼で見られる天体ショーをぜひ見たい！気持ちでいっぱいです。
でもガンマ線バーストも怖い～(((( ；ﾟДﾟ))))
一応自転軸が20度ほどずれているので影響は無いと言われていますが、爆発の衝撃で軸が傾かないとも言いきれません。
そうなれば、オゾン層が傷つき地球は宇宙線に曝されることに。
温暖化が～なんて甘い事言ってられなくなります。
ま、それでも一定の距離があるので影響を受ける程度だそうですが。
そう考えると『生かされている』という敬虔な気持ちになりますね。